生乳の廃棄「消費拡大への協力広がり現時点では回避」と農林水産省が発表
年末年始に懸念されていた生乳の廃棄について「消費拡大への協力が広がった結果、現時点では廃棄は回避されている」と、金子農林水産大臣は明らかにしました。
新型コロナウイルスの影響で牛乳や乳製品の原料となる生乳がかつてない規模で余り、この年末年始に大量に廃棄される懸念が出ていました。
これについて金子農林水産大臣は7日の閣議のあとの記者会見で、乳製品工場のフル稼働、小売りや外食での販売促進など消費拡大への協力が広がった結果、「牛乳の消費が伸びたと承知している。廃棄は現時点では生じていない」と明らかにしました。
「廃棄は現時点では生じていない」との発表はありましたが、生乳の廃棄が懸念される時期は連休明けの火曜日ごろまで続くとしています。
各小売店などの努力により資源の廃棄がなくなったのは大変喜ばしいことです。
コンビニ、ローソンなども年末のみホットミルクが半額など、盛大なプロモーションを行っておりました。
日本全土の様々な企業が一つのミッションを成し遂げた瞬間は、大変素晴らしいことです。