6G実現へNTT、KDDI、楽天モバイルなど5社がタッグ
5社は光技術を使ったNTTの次世代通信規格「IOWN(アイオン)」を複数の事業者が柔軟に利用できるようにするための技術開発を進めます。
IOWNは少ない電力で大容量のデータを伝送できる通信技術です。
生成人工知能(AI)などの登場で大量のデータをやり取りするデータセンターや企業間をつなぐ高速回線としての活用が期待されています。
異なる事業者を円滑につなぐ仕組みの構築や、運用コストの低減、小規模事業者向けの機器開発などが課題となっています。
携帯大手のKDDIや楽天モバイルも参画し、無線通信などの技術開発も合わせて行うとのこと。
今回の研究開発で、通信インフラの伝送能力向上や低消費電力化につながるほか、次世代の高速通信網を多くの事業者が利用できるようになるなどの成果が期待されます。