中古スマホの市場が拡大、販売の1割規模に成長




産経新聞の記事によると、中古スマートフォン市場が拡大を続け、国内スマホ販売の1割を占める規模に成長している。長期化する円安を背景に新品の端末価格が上昇傾向にあることやスマホを複数台使い分ける人が増えていることから、低価格な数年前の端末が人気を集めている。今後もフリマアプリを通じた売買の増加などにより、取引が活況となる見通しだ。
と書かれています。

現在は米アップルのiPhone(アイフォーン)8(平成29年発売)や廉価版のiPhoneSE(令和2年発売)などが人気で、小型で軽量であることや最新機種では削除された指紋認証でのロック解除機能を搭載していることなどが評価されているといいます。
中古市場活況の背景には、円安による新品端末の価格上昇があります。
例えばiPhoneの米国での発売時の最低価格はiPhone12(2年発売)以降799ドルで一定ですが、日本ではiPhone12が8万5500円であるのに対し、今月発売されたiPhone16は12万4800円で4万円近く上昇しました。
また、5年12月に携帯端末の割引上限を原則4万円(税抜き)とする規制が適用されたことで、端末を大幅に値引きする「1円スマホ」が姿を消し、実質の負担額も上昇しています。




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