能登半島地震半年 太陽光施設損壊、20カ所の可能性
産経新聞の記事によると、能登半島地震で損壊した石川県内の太陽光発電施設が少なくとも約20カ所に上ることが30日、金沢工業大の調査で分かった。破損した太陽光パネルは発火や感電の危険性がある。甚大な被害を受けたインフラの復旧は徐々に進んでいるが、太陽光発電施設の修復まで手が回っていないことも懸念され、国などは注意を呼びかけている。と書かれています。
金沢工業大の徳永光晴教授の研究室は国土地理院が被災地を撮影した航空写真を使い太陽光発電施設の状況を調査しました。
その結果、珠洲市5カ所、七尾市3カ所、能登町2カ所、穴水町2カ所の計4市町で12カ所の被害を確認しています。
徳永教授によると、穴水町や能登町では土砂が流れ出してパネルが崩落するケースなどがあったといいます。
このほか珠洲、七尾の両市と穴水、志賀の両町の計6カ所でも被害が疑われ、研究室が調査を進めているとのこと。
能登半島以外では、金沢市の1カ所で損壊が確認されました。