グーグルがヤフーに7年以上広告制限、公正取引委員会が初の行政処分
巨大IT企業に対し欧米の競争当局はかねて監視を強化しており、日本の公取委も足並みをそろえました。
スマートフォンの普及で市場規模が1兆円を突破した検索連動型広告の分野でまずは厳格な姿勢を示したといえます。
改善計画が履行されれば競争環境が改善される可能性があるとして、課徴金納付命令などの重い処分は見送りました。
改善計画の認定は独禁法の確約手続きに基づく措置となります。
公取委は2022年春から夏ごろに調査を始め、今年3月、グーグルに違反の疑いを通知しました。