米メタ、ＡＩで作られた画像や音声にラベルを付与

産経新聞の記事によると、米ＩＴ大手メタ（旧フェイスブック）は５日、生成人工知能（ＡＩ）で作られた画像や映像、音声に対し、利用者が識別できるようにするラベルを付与すると発表した。フェイスブック、インスタグラム、短文投稿サイト「スレッズ」に投稿されたコンテンツが対象で、規約を改定して今年５月から適用する。

現在の規約では、ＡＩを使って著名人が実際には発言していない内容を言っているかのような偽動画などを削除していました。
改定後は、ＡＩが生成したコンテンツ全般を警告する形に変更し「Ｍａｄｅ　ｗｉｔｈ　ＡＩ」のラベルを付与するとのこと。
生成ＡＩを使った偽の動画や画像は、拡散して１１月の米大統領選などに影響を及ぼすことが懸念されています。
メタは作成されたデータなどに基づいてＡＩが生成したかどうかを識別する方針ですが、専門家は全てのコンテンツに対応するのは難しいとの見方をしています。
日本でも大きく話題になっている有名人の顔を使ったフェイク動画での詐欺被害。
こういった取り組みで少しでも軽減できるのであればやっていくべきでしょう。