アップルの新たなAIモデル「MM1」、生成AI分野で巻き返すか




産経新聞の記事によると、アップルが、テキストや画像を扱える「MM1」と呼ばれる新しいマルチモーダルなAIモデルに関する論文を発表した。この研究内容からは、生成AI分野で出遅れていたアップルが巻き返しを測る可能性も指摘されている。

アップルは人工知能(AI)を用いて生成した絵文字を発表することすらしていなません。
『ニューヨーク・タイムズ』とブルームバーグの報道によると、そんなアップルがグーグルのAIモデル「Gemini」をiPhoneに搭載すべく、グーグルと予備的な協議を進めているといいます。
そんななか、アップルのエンジニアが査読前論文の掲載サイト「arXiv」に3月15日にひっそり投稿した研究論文によると、アップルはAIに新たに投資しており、それがすでに実を結んでいるとのことです。
この論文では、テキストや画像を扱える「MM1」と呼ばれる新しい生成AIモデルの開発について詳しく説明されています。
MM1は、メタ・プラットフォームズがオープンソースで提供している「Llama 2」やグーグルのGeminiなど、他の大手テック企業による最近のさまざまなAIモデルと設計や洗練度が近いようです。
今まで生成AIでは遅れを取っていたのか、全く名前の上がってこなかったアップルですが、ここにきてiphone発売のときのような爆発的な巻き返しが起こるのでしょうか。
アップルユーザーとしては非常に楽しみな話です。




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