シニア世代のニュース源、ネットが5年で大幅増




産経ニュースの記事によると、60代以上のシニア世代がニュース(報道情報)を得る方法として、過去5年間でウェブサイトが約6倍増、ソーシャルメディアが4・5倍増などインターネット経由が大幅に増えたことが、NTTドコモの研究機関、モバイル社会研究所の調査で分かった。
と書かれています。

背景にはシニア層にもスマートフォンが普及したことが挙げられます。
調査は昨年1月、全国の60~79歳の男女を対象に訪問調査方式で実施、1350人から回答を得ましたが、それによると、ニュースを得る方法の1位はテレビで9割以上、2番目が新聞で6割以上でした。
関東地方の回答者を対象に平成30年と令和5年の変化を分析したところ、テレビは9割超で変化はありませんでしたが、新聞は82%から67%へ15ポイント減っていました。
一方、この間に最も増えたのはウェブサイトで、7%から43%へ36ポイント増、次がX(旧ツイッター)やフェイスブックといったソーシャルメディアで6%から27%へ21ポイント増とのこと。
いまだテレビから情報を得ている層は厚くいますが新聞の需要は年々落ちてきています。
各新聞社も紙媒体の新聞よりネットニュースや動画などに力を入れている傾向にあります。
今では若者向けのTikTokなどでもニュースは流れており、SNSから動画を見て情報を得る層は今後も増えると見られます。




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