TPP新規加盟で西村経産相「経済的威圧は協定の目的に反する」
産経ニュースによると、西村康稔経済産業相は8日、オーストラリア・メルボルンで記者会見し、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の新規加盟について、「日豪の立場は完全に一致している。経済的威圧のような不当な制限的慣行は協定の目的や高い水準に反する」と述べ、加盟交渉入りを求める中国を暗に牽制(けんせい)した。とのことです。
西村氏はファレル貿易相やキング資源相、ボーウェン・エネルギー担当相との日豪経済閣僚対話で、オーストラリア産の液化天然ガス(LNG)や石炭の安定供給へ連携することで一致したとのことです。
協力の範囲を水素エネルギーの活用や重要鉱物の供給網構築に広げることでも合意しました。