万博「ミャクミャク」露出増に方針転換




令和7年4月に開幕する大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」の着ぐるみが、企業や地域のイベントに登場する姿が目立っています。

これまでも万博主催者への貸し出し希望は少なくなかったが、一部で「なかなか貸してくれない」と不満も出ていた。万博は開幕まで600日を切りながら盛り上がりを欠いていることから、機運醸成の切り札として露出増の戦略に方針転換したようだ。

「ミャクミャクが来てくれました」。8月下旬、三菱UFJ銀行が大阪市内で実施した職場体験のイベント。アナウンスとともに赤と青の2色が鮮やかなキャラが登場すると、瞬く間に子供たちの輪ができた。

万博「ミャクミャク」露出増に方針転換 機運醸成の切り札に

ミャクミャクの出演スケジュールを公開している協会の公式サイトによると、8月は高知のよさこい祭りや、和歌山や東京での万博協賛競輪などを行脚する予定です。
サイトに掲載されている以外でも、同月はプロ野球の始球式や商業施設での小規模なイベントでも姿が確認されており、複数体いるかのような八面六臂(ろっぴ)の活躍ぶりとなっています。




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