自動車の通信、光で瞬時に NTT、万博で機器公開




NTTは6日、最先端の光技術によって瞬時に情報のやりとりができる次世代通信機器を、自動運転車などデジタル対応が進む自動車向け部品として普及させる考えを明らかにしました。

世界での主導権獲得を狙う高速通信技術「IOWN(アイオン)」の基幹機器に位置付けており、2025年大阪・関西万博で公開する予定だ。

この通信機器は半導体などの部品を組み込んだもので「光電融合デバイス」と呼ばれる。現在の通信技術が電気信号を光に変換して処理しているのに対し、光信号のまま処理するのが特徴だ。NTTによると、デジタル対応した自動車は大量の電線やケーブルを束ねて搭載しているが、光電融合デバイスに置き換えることで大幅な軽量化や省電力化も期待できるという。
自動車の通信、光で瞬時に NTT、万博で機器公開

製造を担う完全子会社NTTイノベーティブデバイス(横浜市)を設立しており、令和11年度の量産化を目指しています。




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