サンデーモーニングがまたしても思い込み報道です。。。処理水について『データを開示することが、信頼につながるんだろうと思います』⇒開示しているのに見ていないだけでは？？

政府を批判することだけが取り柄の番組がまだ続いています。TBS系列で放送されているサンデーモーニングでは以前から、政府への批判ばかりが目立ちます。そしてその批判の多くは客観性を欠いています。

今回やり玉にあがったのは処理水です。『トリチウムだけに意識を持っていっている』、『データを開示することが信頼につながる』と批判していますが、なぜトリチウムなのか、そしてデータを開示していることを知らないのでしょうか。

発言した人物は『識者』として番組に出演していると思いますが、どこが『識者』なのでしょうか。

批判最優先で事実をみようともしないサンデーモーニング

処理水の海洋放出が始まって以降、問題の処理水の海洋放出をあたかも問題があるように報道しているのが左派系のマスコミです。

左派系マスコミの1つ、TBSで放送されているサンデーモーニングが処理水について批判的に取り上げています。

ジャーナリストの松原耕二氏が３日、ＴＢＳ系「サンデーモーニング」に出演し、福島第一原発のＡＬＰＳ処理水の海洋放出について「処理水はまったく違う水」と指摘した。
中略
松原氏は「中国があれほど危険をあおるのが、科学的だとは全然思わないです」と前置き。続けて「ただ、普通の原発が海に流しているものと処理水はまったく違う水なわけですよね」と福島第一原発の処理水が特別なものだと指摘した。
引用元　「サンモニ」識者、処理水は「普通の原発と違う」他の放射性物質含有の可能性指摘→東電はデータ公開

中国の姿勢については『科学的だとは全然思わない』と親中派の番組としては珍しくまともな発言をしていますが、『普通の原発が海に流しているものと処理水はまったく違う水なわけですよね』とは一体何を指して言っているのでしょうか。

松原氏は続けて次のように語っています。

「普通の原発が流すものはトリチウムだけが入ってる。今の処理水はですね、燃料デブリに直接当たってるので、トリチウムだけじゃなくてセシウムとかストロンチウムとかいろんな放射性物質が入ってるわけです」と説明。「これが明らかに違うんだということで、日本はただ、政府はですね、そっちに意識が行かないように『トリチウム、トリチウム』という風に持って行くようにも見えるわけですね」と政府が意識的に他の放射性物質に目が行かないようにしむけていると分析した。

「ですから、ほかの放射性物質についても、安全なら『安全だ』と積極的に説明して、データを開示することが、信頼につながるんだろうと思います」と詳細なデータの開示を求めた。
引用元　「サンモニ」識者、処理水は「普通の原発と違う」他の放射性物質含有の可能性指摘→東電はデータ公開

松原氏はなぜトリチウムが取り上げられているか理解していないようです。東京電力が公開している『処理水ポータルサイト』では『ALPS処理水の中には、浄化設備で取り除くことができない「トリチウム」という放射性物質があります。』と記載があります。つまり浄化設備で取り除くことができないから、政府はトリチウムについて広報しているのです。

そして松原氏が言うトリチウム以外の放射性物質については国の基準を満たすまで再浄化処理を行っています。松原氏は、処理水が何たるかについて理解せずに発言しているとしか思えません。

また松原氏が言及しているデータについては、東京電力が処理水ポータルサイトで公開しています。

松原氏はジャーナリストと名乗っていますが、事実確認をしているのでしょうか。ろくに調べもせずに批判しているのであればジャーナリスト失格としか言いようがありません。

データを公開していても、松原氏のようにデータを見ない人物がいれば、安全性への理解が深まることはありません。

TBSはいつまでこのような番組を続けるつもりなのでしょうか。一日でも早く決断を下してもらいたいと思います。