補欠選挙の結果を受けて、立民内部の抗争が勃発?一足先に地方議会では立民会派が分裂です。。。
期待が一向に高まらない立民は、世論調査によっては維新の会に逆転を許すことも多くなりました。期待する野党はという世論調査では大きく維新の会に差をつけられてしまいました。
その立民は補欠選挙で全敗を喫するなど、通常国会冒頭からの存在感の無さが際立っています。
補欠選挙を総括する場として設けられた両院議員懇談会では厳しい声が聞こえてきました。特に蓮舫議員は泉代表を名指しで批判しています。
また分裂かと思われる事態ですが、一足先に分裂したのが地方議会の立民です。分裂をすることは立民にとって伝統のように思えます。
地方議会では早くも分裂。。。党本部もいずれは分裂するのでしょうか。。。
先月行われた衆参の補欠選挙では、候補者調整をした参議院大分選挙区の補欠選挙でも敗北を喫するなど、立民の凋落が止まる気配はありません。
全敗した補欠選挙を総括する場として両院議員懇談会が開催されましたが、開催を求めた蓮舫議員は泉代表に対して厳しい言葉を両院議員懇談会後に記者団に残しています。
立憲民主党は10日、公認3候補が全敗した4月の衆参補欠選挙と、統一地方選の結果を踏まえ、両院議員懇談会を党本部で開き、次期衆院選に向けた党の立て直し策に関し意見交換した。泉健太代表ら執行部の責任を追及する声は出なかったものの、両院懇は2時間半を超え、党の発信力強化を求める意見が相次いだ。日本維新の会の台頭を警戒する見方もあった。
補選後、泉、岡田両氏は引責辞任を否定した。両院懇開催を要請した蓮舫参院議員は終了後、泉氏に自己改革を求めたと記者団に強調。「泉氏には何に取り組みたいか、何を発信したいかしっかり考えてほしい。認識を変えなければいけない」と発言したことを明らかにした。
引用元 立民、泉執行部に発信力強化要求 補選全敗で両院議員懇談会
引責を求める声こそでなかったとされていますが、蓮舫議員の怒りようは目を見張るものがあります。分裂の歴史がある旧民主党系の立民ですから、今後は分裂含みの党内政局が展開される可能性すらあります。
党本部の動向をよりも、先に分裂したのが地方議会の立民です。統一地方選挙が終わったばかりだというのに、3派に分裂したとの報道があります。
神奈川県議会(定数105)は8日、県議選後の新たな会派構成を発表した。立憲民主党は昨夏の参院選の対応、党内で相次いだハラスメント問題などを巡り、会派が三つに分裂する異例の事態となった。
26人が当選した立民は、無所属や推薦した8人を加えて、立憲民主党・かながわクラブ14人、立憲民主党10人、かながわ未来10人を構成。「自民党に対峙(たいじ)する前に内紛を繰り返すのは我々らしい」(中堅県議)と自嘲する声も聞かれた。
この他の会派は自民党50人、公明党8人、日本維新の会6人、共産党2人。わが町、港南の会、県政会、創和会、神奈川ネットはそれぞれ1人。
引用元 神奈川県議選で26人当選の立憲民主、会派が三分裂する異例事態…議員も自嘲「我々らしい」
中堅議員が語るように、分裂は立民らしいという言葉以外に適切な言葉が見つかりません。内紛を繰り返すのが我々らしいという言葉が示すように何度分裂を繰り返すのは、もはや旧民主党以来の伝統のように思えてきます。
地方組織が分裂をしたように、立民本部も分裂をするのでしょうか。蓮舫議員から突き上げられる泉代表の今後の手腕に要注目です。