マイナカードの不祥事で、信頼揺らぐ




マイナンバーカードをめぐるトラブルが相次いで表面化してきています。
コンビニでの住民票交付サービスで別人のものが発行されたほか、12日にはマイナ保険証で別人の情報が表示される事案も明らかになりました。

行政デジタル化による利便性向上を急ぐ姿勢があだとなった格好だ。政府はスマートフォンへのマイナカード搭載で利便性をさらに高める考えだが、トラブルの連続でマイナンバー政策全体に不信感が広がる中、信頼性の回復が急務といえる。

「速やかに徹底した再点検が行われ、同じことが起きないことを期待したい」
住民票、保険証…マイナカードの信頼揺らぐ

政府はマイナカードをデジタル社会のパスポートと位置づけ、新型コロナウイルス禍で露呈した行政デジタル化の後れを取り戻すため、マイナカードを使った行政手続きの一本化に躍起です。
運転免許証や介護保険証とマイナカードの一体化も進める方針で利便性の向上も期待されますが、想定外のトラブルへの懸念も強まっていることも事実です。




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