民主化と本土化 李登輝氏の2つの遺産




知人の台湾の大学教授は李登輝元総統の写真入りのキーホルダーを大事に20年以上も使っている。1996年に台湾で初めて直接総統選挙が実施されたとき、候補だった李氏の陣営が作った記念品だという。それを見ると、当時の幸せな気持ちを思い出せるからだと説明している。

この教授は青年期に米国に留学したが、中国人とよく間違えられて肩身の狭い思いをしたという。李氏が95年に米国を訪問し、大学で講演したことで台湾の存在が米国に広く知られ、その翌年に李氏が主導した民主化が世界から高く評価された。「台湾人であることを初めて誇らしく思った」といい、その年の李氏の就任演説を聞いたとき、涙が自然とこぼれたという。

李氏が台湾に残した大きな業績は2つあるといわれている。1つは民主化を実現させたこと、もう1つは、本土化政策を推進して台湾人意識を広げたことである。

李氏の後任として台湾の総統に就任した陳水扁氏によれば、この2つによって、台湾はその後の中国の激しい統一工作に抵抗し、中国に併合されずに済んだ大きな原因となった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b781111f5ccd4d841dc1d7455c9185f054146000


ネットの声


会社で辛いことがあって人間関係で悩んでも家に帰ると温かい家族が待っている。
妻と可愛い子どもの顔を見ると活力が沸いてもう一度頑張ってみようと思う。
美味しそうにご飯を食べてすやすや眠る寝顔を見ると愛しさで涙が出る。
金は無いけど、今が一番幸せだ・・・そう思わせるのが政治家の仕事だと思う。
中国共産党の覇権的圧力を絶えず受けながら、平和的に民主国家を磐石にし、今日の経済発展の道筋を開いた、偉大なる東アジアの指導者。大往生とはいえひたすら哀しい。
蔡英文総統が頑張れるのも、李先生の強い信念があったからこそです。
どうかその強い信念と努力の賜物である「台湾」を守り続けていただきたい。
台湾を愛した李先生のためにも。
台湾の礎を作り、日本と台湾を結びつけてくれた。
一番好きな政治家。
台湾を独立国家として承認されることが李登輝さんの願いだったのだろうか。WHOにしても国連にしても中国共産党の顔色ばかりうかがっていて役に立たないからなぁ。
ご冥福をお祈り致します。
台湾が親日なのも、この方のおかげだと思います。
偉大な指導者、政治家でした。

台湾が香港のようなならないことを心から祈ります。

サプライチェーンを断ち、中国からのインバウンドも減少させている台湾の中国デカップリングは日本も見習うべきだ。
コロナ対策、対中国政策において蔡英文政権は先を行っている。二階、石破、経団連の事など無視して、政府はさらなる台湾との友好を深めてほしい。




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