スタートアップ起業家たちが集まる大阪の「秀吉会」
ビジネス界で天下を取る。そんな高い志を持ったスタートアップの経営者らが切磋琢磨する組織が大阪にあります。
立身出世で天下統一を成し遂げた戦国武将、豊臣秀吉にちなんだ「秀吉会」で、参加者は事業規模などにより最高位の「太閤」から最下位の「サル」まで序列化。勉強会では互いの事業について忖度(そんたく)なしで批評し合って糧とし、自社の成長につなげている。
スタートアップ鍛える「秀吉会」 太閤からサルまで序列化
「天下一経営発表会」と呼ぶ年に一度の合宿で、秀吉会に参加する32人の経営者が集結しました。
それぞれがビジネスで掲げる目標や決算内容、事業計画、実績などを全て公開しています。
緊迫感に包まれた会場では時折、「決算の数字がおかしくないか?」などと厳しい突っ込みも入り、ある参加者は「取り繕っても全部ばれる」と打ち明けています。
発表内容を「志」「実績」「成長性」の項目で得点化し、高得点の人ほど次の1年間の組織内での発言力が大きくなる仕組みを作っているようです。
こういった若い起業家たちがこれからの日本を背負っていきます。