またしてもサンデーモーニングが呆れてしまう主張です。。。北朝鮮のミサイル発射について矛先を日本政府に向けています。。。
北朝鮮が異例のペースでミサイル発射を繰り返しています。先日も北海道の渡島大島の西約210キロの周辺海域に落下しました。
北朝鮮によって繰り返されるミサイル発射は日本の安全保障にとって重大な懸念言わざるを得ません。
こうした状況で報道番組は安全保障について真剣な議論をするものかと思いましたが、サンデーモーニングは違いました。驚くべきことに矛先を日本政府に向けたのです。
この番組は政府を批判できればそれで満足なのでしょうか。。。
北朝鮮のミサイル発射で何故か日本政府批判になるサンデーモーニング。。。
北朝鮮は今月3日には、5月以来となるICBMの発射に踏み切りました。そして17日、18日と連日弾道ミサイルを発射しています。
弾道ミサイル技術を確立していると思われる北朝鮮に対して7回目の核実験に踏み切るのではないかと各国は懸念しています。
ここまで日本の安全保障が脅かされている中、TBS系列で放送されているサンデーモーニングは、的外れに感じる日本政府批判を展開しています。
大阪芸術大学客員准教授の谷口真由美氏が20日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、北朝鮮のミサイル発射に対して「日本政府がすべきこと」を提言した。
北朝鮮からのミサイル発射が続いている状況について「日本政府がすべきことは内と外と2つある」とコメント。「外」については「外交とかもすごく大事」と短く説明した。
引用元 「サンモニ」谷口真由美氏、北朝鮮ミサイル発射で政府にヘイト対策求める
まず、外交が大事と指摘していますが、外交が機能しているとでもお思いなのでしょうか。外交が機能しているのであれば、北朝鮮のミサイル発射はとうの昔に止まっているのではないでしょうか。
そして驚くのが『内』で日本政府がすべきことです。
「内」については「朝鮮学校の子どもさんとかが、この間『お前“ミサイル飛ばすな”言うとけ』みたいな感じで、電車の中ですごく怖い目に遭ったりだとか、そういうヘイトスピーチであるとかが出てきていて」と事例を挙げ「子どもに抗議してたところで、解決すると思ってるんですか」と怒りをにじませた。「日本政府もそういう“ヘイトスピーチ”に対しては断固として許さないという態度は表明しないといけないんじゃないですか、と申し上げたいですね」とあきれるように語った。
引用元 「サンモニ」谷口真由美氏、北朝鮮ミサイル発射で政府にヘイト対策求める
ミサイル発射で安全保障の議論をするどころか、ヘイトスピーチへの態度表明を求めたのです。子どもに抗議したところで解決することはないという点は同意できますが、ミサイル発射の話から、ヘイトスピーチの話へ結びつけるとは見事な論点のすり替えです。
それに、毎度サンデーモーニングは抽象化した事例こそ主張しても、具体的な事例をあげようとはしていません。具体的に何件あって、それへの対応がどういうものだったのか示してもらわないと、検証すら行うことができません。
これでは報道内容をそのまま鵜呑みにする人はいないでしょう。
TBSはいつまでこのような番組内容を放送し続けるのでしょうか。つい先日には、今年最低の視聴率を記録したと報道されました。そろそろ幕引きのタイミングだと思います。