立民の岩手県連の内紛に判決です。。。訴えた側の県連側が敗訴しました。。。

立憲民主党をはじめ、左派系政党の恒例行事が内紛です。立憲民主党もその例に漏れることはありません。立憲民主党の岩手県連は驚くべきことに所属国会議員の階議員を訴えたのです。

その訴訟にまで発展した立憲民主党岩手県連と階議員の戦いですが、立憲民主党岩手県連の訴えを盛岡地裁は退ける判決を下しました。

この内紛で勝訴した階議員の代理人弁護士は『これ以上、こういった争いを続けるのは望ましくないと思う』と大人の対応を示しましたが、県連側は控訴をチラつかせています。

内紛という恒例行事は地方組織にも染みついているようです。

内紛に地裁の判決です。。。県連の敗訴です。。。

立憲民主党のお家芸といえば、批判が自らに跳ね返ってくるブーメラン、そして内紛です。この2つのお家芸は立憲民主党の前身の民主党から引き継がれています。

今国会でも遺憾なく発揮されているブーメランですが、内紛についても同様です。立憲民主党の岩手県連はこともあろうに所属国会議員を地裁に提訴していたのです。

その地裁に持ち込まれた内紛について県連側の敗訴が判明しました。

立憲民主党の岩手県連が階猛衆議院議員を相手に旧国民民主党の県連から交付された資金の返還を求めた裁判で、盛岡地方裁判所は「旧国民民主党の側でも寄付したとして会計処理していて、返還の義務はない」として訴えを退けました。

この裁判では立憲民主党岩手県連が、階氏に対し、旧国民民主党に所属していたときに選挙対策として交付された3000万円について、「階氏が代表を務める政治団体に不当に移された」と主張して返還を求めています。
中略
20日の判決で盛岡地方裁判所の西村康一郎裁判長は「政治団体への資金の移動は旧国民民主党の県連の常任幹事会などで了解が得られており、旧国民民主党側も政治団体に寄付したとして会計処理していて、返還の義務はない」として訴えを退けました。
引用元 立民県連が階衆院議員に資金返還求めた裁判 訴え退ける

この判決を受けて、階議員は『予想通りの判決を頂き、ひとまず安堵しました。今後の活動については、原告の対応を見た上で判断したいと思います』とコメントを残し、代理人弁護士は『我々の主張が全面的に認められたと感じています』と語るなど、納得のいく判決だったことが窺い知れます。

その一方で往生際の悪いと思えてしまう態度を示しているのが敗れた側の岩手県連です。

20日の公判で盛岡地裁の西村康一郎裁判長は、資金の移動は、県連の常任幹事会などの了解を得ていたことや、当時、政治塾は県連と敵対していない団体で、県連の政治資金収支報告書にも「寄付」と記され会計処理されていることから階議員に不法行為や返還義務はなく「原告の請求はいずれも理由がない」として請求を棄却しました。
判決を受け、立憲民主党県連は「法的に不法行為でなくても道義的に正当性があるかは別」とし、控訴について今後判断するとコメントしました。
引用元 立憲民主党県連と階議員の民事訴訟判決 原告の請求を棄却【岩手】

立憲民主党の岩手県連は司法をなんだと思っているのでしょうか。法的に返還義務がないと判断されたにも関わらず、今度は『道義的正当性』を言い始めたのです。

司法が判断するのは法的評価であり、道義的評価をすることはありません。また別の報道では、引き続き資金返還を求めるとされています。

問題がないにも関わらず、問題があるように見せる技術だけは、党本部と同様に県連も長けているようです。それが立憲民主党の姿です。なんとも嘆かわしい政党でしょう。

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