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報道特集、閣議決定に則って発言した官僚に『情けない姿』と的外れな批判をしています。。。少しは行政を学ぶべきではないでしょうか。。。

左派の国葬反対のキャンペーンは一向に止む気配がありません。一部マスコミは国葬を意地でも阻止したいようです。そのような事実ではなく、自分の願望を公共の電波に乗せ続けているのがTBS系列で放送されている『報道特集』です。

報道特集でキャスターを務めている金平氏は、従前から安倍元総理に対して否定的な姿勢を示していたこともあり、国葬について反対の立場です。

賛否両論あり、反対派の主張の中には理解できるものとそうではないものが混在しています。そしてこの金平氏の主張は後者以外の何物でもありません。

頓珍漢な主張を公共の電波に乗せるのではなく、事実を報じてもらいたいと思います。

頓珍漢な主張を公共の電波に乗せる報道特集です。。。

報道特集は政府与党に対して常に批判的な姿勢を取ってきました。しかし、その批判的な姿勢の多くは、荒唐無稽な主張ばかりでした。

岸田総理が国葬を決めた直後、報道特集から聞こえてきたのは『違和感』という言葉でした。

 ジャーナリストの金平茂紀氏が23日、TBS系「報道特集」に出演し、安倍晋三元首相の国葬について「違和感」を伝えた。

銃撃され、亡くなった安倍氏について、政府が22日、国葬を9月27日に実施することを決定した。これについて金平氏は「戦後では吉田茂元総理以外には例がありません」と前置き。続けて「人の死を悼むことは個人の良心の大切な営みではありますが、衝撃的な事件の余波がまだ消えていない中、政府の性急な事の運び方に違和感を覚えます」とコメントし、早々に「国葬」が決まったことに疑問を投げかけた。
引用元 「報道特集」金平氏、安倍元首相「国葬」に「違和感」

違和感があるというのであれば、吉田元総理の事例を出して比較すれば良いものの、政府の決定が早すぎることに違和感があると言い放ったのです。

安倍元総理の国葬決定までの流れと、吉田元総理の国葬決定の流れでは、吉田元総理の方が圧倒的に決定まで早いのです。そうした事実を報道せず、『違和感』があるとは呆れるしかありません。

更に、金平氏は形勢不利とみたのか、頓珍漢な主張を公共の電波に乗せてしまいました。

立憲民主党の国対ヒアリングが23日、開催され、政府側からは文科省、内閣府、内閣法制局から官僚が出席。「全国民が国葬に反対しても、閣議決定さえすれば、税金を使って国葬は可能か」といった質問に対し、政府側は「内閣が意思決定すれば、行政はその通りに動く」と答えた。

金平氏は「安倍元首相の国葬をめぐり、国民の賛否が大きく分かれる中、内閣法制局の担当者が野党ヒアリングでこんな主旨の答弁をしていました。“全国民が国葬に反対しても閣議決定をすれば国葬は実施できる”」と指摘。「かつては法の番人と言われた内閣法制局の現在の、実に情けない姿です」と厳しい言葉で批判した。
引用元 金平茂紀氏 国葬「全国民反対でも閣議決定なら実施」政府見解を批判 「法の番人の現在の実に情けない姿」

金平氏は官僚に対して、閣議決定に逆らえとでも言っているのでしょうか。閣議決定は内閣の職務権限とされる事項や国政に関する重要事項で、内閣の意思決定が必要なものについて、全閣僚が合意して政府の方針を決定する手続きです。

閣議決定に官僚が従うのは当たり前の話なのです。それを見て『実に情けない姿』と言っていますが、その主張自体が法律も知らない情けない姿です。

公共の電波を使って報道している以上、最低限の事実関係、そして知識を踏まえた上で発言をするべきです。ですが残念ながら金平氏の発言は両方とも欠けていると感じます。

このような主張を封じる為にも岸田総理には、丁寧に国会で説明してもらいたいと思います。

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