台湾が官民挙げて、安倍元総理追悼へ
安倍元総理が7月8日、参議院議員選挙の選挙演説中、銃撃され死去する事件が起きた後、台湾の蔡英文政権の動きはとても早かったです。
台湾メディアの風伝媒によると、蔡政権は8日の事件発生直後に国家安全会議を開き、「元首相に対し、台湾人民の最高の敬意を示す」との基本方針を確認しました。
台湾メディアの風伝媒によると、蔡政権は8日の事件発生直後に国家安全会議を開き、「元首相に対し、台湾人民の最高の敬意を示す」との基本方針を確認。わずか3日後の10日、台湾代表として、頼清徳副総統を葬儀に出席させることを決め、翌11日にはもう派遣した。
スピーディーだが、拙速ではない。8日に基本方針を確認後、代表派遣に伴って起こり得る数通りの事態を、情報機関がシミュレーションした。政府が外交ルートで日本側へ連絡する一方、頼副総統は、かねて親交がある安倍家と接触して、葬儀出席の可能性を探った。頼氏は、事件翌日の9日に早くも、12日に葬儀が行われることを告げられ、出席を許されたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d79109187095878b5400c00e4ffa42a11c512a5d
このような非常時になってこそ、日本に対する考え方がわかります。台湾は東日本大震災時にも世界最高額の寄付をしてくれました。
今回もこれまで最高位の副総統が弔問に来てくれました。日本国も国民も感謝するべきことです。
安倍元総理がいかに価値観を同じくする、国や地域との関係を大切にしていたのかを改めて認識させられました。