テレビ朝日の新社長『視聴者の皆さんからの信頼回復を最優先』⇒不祥事が多すぎて手遅れではないでしょうか。。。

身内に甘いのはなにも野党だけではありません。マスコミも他人の不祥事は厳しく追及しますが、身内の不祥事となると甘さだけが目立ちます。

不祥事が続いてマスコミの代表格がテレビ朝日です。そのテレビ朝日では新社長が就任会見で『視聴者の皆さんからの信頼回復を最優先』と語っていますが、テレビ朝日の不祥事の数々を見てみると最早手遅れとしか言いようがありません。

テレビ朝日は信頼回復の道を探すより、これ以上信頼を落とさないように、数々の不祥事のその後の対応を明らかにするべきではないでしょうか。。。

新社長が語る視聴者の信頼回復。。。

不祥事の総合商社と言っても過言ではないのが大手マスコミのテレビ朝日です。不祥事が続き、とどめの不祥事は事もあろうに社長が行っていた経費の私的流用でした。

今回、新社長に就任した篠塚氏は就任会見で視聴者の信頼回復に努める姿勢を示しています。

先月29日にテレビ朝日の新社長に就任した篠塚浩氏は5日、東京・六本木の同局で定例社長会見に初めて登場した。前社長の亀山慶二氏は、経費の私的使用など社長として不適切な行為が確認されたとして今年2月に辞任。篠塚氏は「一連の不祥事を受けての就任。まずは視聴者の皆さんからの信頼回復を最優先とし、誠心誠意努めていきたい」と抱負を語った。

1986年に同局に入社して以降、36年に渡り報道局に勤務。「信頼という面でいうと、テレビ事業の公共性を支えるのは報道機関としての役目。そういった部分で36年の経験が役立つと思います」と力を込めた。
引用元 テレビ朝日新社長・篠塚浩氏が就任後初会見 「まずは信頼回復を」

信頼回復を目指すとしていますが、具体策はあるのでしょうか。テレビ朝日の不祥事は昨年報じられたものだけ3件あり、今年に入っても1件ありました。

中でも悪質なのが、刑事事件になった2件です。

◆男性社員が窃盗および住居侵入の疑いで警視庁麻布署に逮捕 ビジネスプロデュース局に勤務する男性がワイヤレスイヤホンを盗んだとして、警視庁麻布署に逮捕されたと、8月19日、同局が発表した。
中略
◆男性社員、詐欺容疑で逮捕 セールスプロモーション局ソリューション推進部長が経済産業省の「IT導入補助金」を不正受給したとして2月8日、大阪府警が詐欺容疑で逮捕した。
引用元 20代女性社員2階から転落、情報番組で不適切演出/テレビ朝日の最近の主な不祥事

高い倫理観が求められるマスコミであるにも関わらず、逮捕者を出しているのです。そして緊急事態宣言下にカラオケ店での転落事故、情報番組では視聴者からの質問に答えるとしていながら、番組側が事前に用意していた質問が視聴者からの質問として放送されたこともありました。

これらの不祥事を見るだけでも、マスコミに高い倫理観を求めること自体が間違っているように思えます。

新社長に就任した篠塚氏は、信頼回復を掲げていますがこれらの不祥事のその後はどうなったのでしょうか。処分そして再発防止策について今一度言及するべきではないでしょうか。

不祥事がこれほど連続すれば、テレビ朝日の体質的な問題と捉えられても致し方ありません。信頼回復を目指すというのであれば、煽動報道を続けているモーニングショーなどの番組を使って検証報道をしてみてはいかかでしょうか。

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