独連邦議会 台湾のWHO総会参加を支持 外交部「歓迎と感謝」




ドイツ連邦議会は同政府に対し、台湾の世界保健機関総会へのオブザーバー参加実現に向け努力をするよう求める決議案を採択しました。

決議案は連立与党の社会民主党、緑の党、自由民主党(FDP)と最大野党のキリスト教民主・社会同盟が共同で提出。台湾の新型コロナウイルス対策について、デジタルを活用した感染者の行動調査や透明性を確保した意思疎通による感染対策を行い、感染者と死者の数が多くの国より明らかに少ないと肯定。日常生活に大きな制限が加えられていない他、経済成長を維持していると指摘した。

また流行の初期段階で台湾がマスクの供与など国際社会に対する貢献に意欲を示し、危機に直面するウクライナへ医療物資を提供したことにも言及している。

FDPのウルリッヒ・レヒテ議員は、現地の日刊紙に対し、世界の健康問題と感染病への対策は北京のパワーゲームの場であってはならないと語った。

引用元 独連邦議会 台湾のWHO総会参加を支持 外交部「歓迎と感謝」

台湾はオブザーバーとして参加していましたが、中国の圧力により参加できておらず、台湾の招請を求める議題が13カ国から提案されています。

また台湾における新型コロナウイルスの感染動向では、感染者数が減少に転じ、普通の生活に戻れるのは、9月になるとの見通しを示し、感染者数の増加の速度が緩やかになっているのは、人々の防疫意識の成果だとしつつも、ピーク時の感染者数がどの程度になるのか予測と対策を組み込んだ結果だと考えられます。



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