中国のゼロコロナ政策は強まり、ロックダウンするも感染拡大は止まらず。。。




中国では、新型コロナウイルス感染を抑制するため、ゼロコロナ政策に取り組んでいるものの、感染拡大が続いている状況です。

3月28日に都市封鎖を始めた上海市は、今月4日には無症状を中心に1万3354人の新規感染者が確認された。4日連続で最多を更新し、5日に予定していた封鎖解除は延期となった。市政府は4日に全住民約2500万人に行ったPCR検査の結果を分析して解除時期を判断するとし、それまでは市全域の封鎖が続く。

上海市は感染対策の優等生とされ、3月下旬までは都市全体ではなく感染者が見つかった限られた地区ごとに封鎖してきた。だが、感染力の強い変異株「オミクロン株」の急拡大を抑えきれず、市政府は同31日、「感染拡大への準備不足」を認めざるを得なかった。

都市封鎖が1週間以上に及び、経済活動への深刻な影響が出始めた。日系物流会社によると、世界最大のコンテナ取扱量がある上海港では、配送担当の運転手への厳格な感染対策で貨物の積み下ろしに遅れが出て、入港を待つ船も目立つ。笹原信・日中経済協会上海事務所長は「陸上や海上、航空の物流の8割が滞っている」と話す。製造業は従業員を工場に寝泊まりさせて稼働しても、輸送網のまひで物品調達や完成品の搬出ができないという。

引用元 中国の「ゼロコロナ」にほころび…ロックダウンの上海、感染拡大止まらず

ゼロコロナを徹底するために、上海市のロックダウンを実施しましたが、感染拡大に歯止めがかからず、経済活動を本格再開できるめどは立っていません。

感染拡大が続く中、いつまでロックダウンをする頑固な取り組みを続けるのでしょうか。

国民からもロックダウンする必要性を感じなくなり、ゼロコロナ政策の見直しを求める声があるのではないでしょうか。





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