佐渡島の金山の世界文化遺産登録を目指し、挙党体制を整える
佐渡島の金山の世界文化遺産登録を目指す自民党有志は、党本部で設立総会を開きました。議連の顧問には、安倍晋三元首相、麻生太郎副総裁、菅義偉前首相が名を連ね、党内全ての派閥の幹部による挙党体制を整えました。
会長に選出された中曽根弘文元外相はこの席で「佐渡鉱山は江戸時代(1603~1867年)に高品質の金が大量に生産され、世界遺産としての文化的価値がある」と主張したという。
産経新聞も「世界遺産登録の実現に向けて全力で取り組みたい」という中曽根会長の発言を伝えた。
同紙によると、この会は佐渡鉱山世界遺産登録に反対する韓国との歴史認識の戦いに備え、全力で日本政府を後援する姿勢だと伝えた。
日本政府は先月1日、佐渡島を「佐渡島の金山」という名称でユネスコに世界文化遺産として公式推薦した。当初、岸田首相は韓国の反対などを考慮して推薦を保留しようとしたが、安倍元首相ら党内強硬派の反発を考慮して立場を変えた。
佐渡鉱山は江戸時代には金鉱として有名だったが、太平洋戦争が本格化した後は、銅、鉄、亜鉛など戦争物資を確保する鉱山として主に活用されており、朝鮮人が大挙動員された強制労働現場だ。日帝強制動員被害者支援財団が発刊した資料によると、戦中「最大1200人余りの朝鮮人を強制動員」したが、実態は完全に究明されなかった。
引用元 安部・菅が参加…日本、佐渡鉱山の世界遺産推進議員会を発足=韓国報道
自民党有志は、佐渡島の金山の世界文化遺産登録の実現に向け、反発する韓国との歴史戦に備える政府を総力で後押しする構えです。
国連教育科学文化機関に推薦書を提出したものの、韓国の強制労働を主張し反発をしましたが、政府は韓国独自の主張は受け入れられないと反論しています。
このように韓国は独自の意見を突き通しているため、日本政府は冷静で丁寧な対話で対応し、取り組んでいただきたいと思います。