テレビ朝日系モーニングショーに出演中の玉川徹氏、相変わらずの政府への批判。。。世論調査では『ワクチン接種を急がない』が41%ですが。。。
新型コロナウイルスで視聴率を稼ぎだそうとしているテレビ番組の1つがテレビ朝日系のモーニングショーです。モーニングショーは歯切れのよいことが放送で並びますが、この2年間で有益な情報があったことはありません。
今回、出演しているテレビ朝日社員の玉川徹氏が、ワクチン接種の3回目を訴えましたが、肝心な情報が欠落しています。世論調査では3回目のワクチン接種を『急がない』としている人が41%に上るのです。つまり政府のスピードに不満を持っている人は少ないということです。これが事実ですが。
『ワクチン接種の加速』から『政府はワクチン接種が遅い』というような政府への批判の流れを作りたいのでしょうか。。。
今度はワクチンで政府を批判したいのでしょうか。。。
テレビ朝日系の朝の情報番組のモーニングショーは平日毎朝の放送で新型コロナウイルス関連の報道をしています。その中に1つでも有意義な情報があれば良いのですが、残念ながら見たことがありません。
そのモーニングショーは今回、ワクチン接種についてまたもや政府に文句をつけています。
8日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)では、7日の都内の感染者数が月曜日としては過去最多の1万2211人を記録するなど勢いが止まらない新型コロナウイルスの感染拡大を特集した。
コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏は「当然、ワクチン接種の加速は必要なことなんですよ。ただ、1日100万回(の接種)というのは、ハイリスクの人に100万回なら素晴らしいことだと思う。でも職域接種なども含めて100万回にするというのは、ちょっと今の局面ではそんなに大きな意味はないかなと思ってます」と発言。
引用元 玉川徹氏、政府のワクチン1日100万回方針に「むしろ50万回でいいので、ハイリスクの人へのペースアップを」
玉川氏はハイリスクの人達に先にワクチンを打つべきと主張していますが、先日は違う主張をしていました。
この日の番組では、岸田文雄首相がワクチンの3回目接種について、「1、2回目のスタートが遅れたため、3回目は間隔を空けて行わなければいけない」と発言したことを紹介。この件について、コメンテーターで出演の同局・玉川徹氏は「本当にこれ言ったんですかね?」とポツリ。「海外は3、4か月でブースター接種を打つ。早く打つためにもともと(間隔が)8か月だったのを6か月にし、3か月にしてイギリスは50%以上のブースター接種率に上げているわけですよね」と続け、「そういうのを横目に見ながら、いまだにこんなことを本当に言っているのかなと。これ、何の意味もない話ですよね」とバッサリ。
引用元 玉川徹氏、ワクチン3回目接種の遅れに激怒「2月で大丈夫と言ったのを絶対、忘れませんからね私は」
早く打てと言っていましたが、岸田総理が1日あたり100万回の接種回数を掲げた途端、『ハイリスク』を主張し始め、変節しています。ほとんど天邪鬼でしかありません。
そして玉川氏は肝心なことを見逃しています。ワクチン接種は任意で行われるものということを考えれば、注目に値することが世論調査で判明しています。
世論調査で明らかになった『急がない』。。。
玉川氏は早急にワクチン接種を進めることを訴えていますが、3回目のワクチン接種について気になる世論調査が判明しています。
続いて、3回目のワクチン接種について。いつ頃、接種したいか聞いたところ「すぐに」が33%「急がない」が41%「接種したくない」が15%でした。1、2回目と異なるワクチンを使用する「交互接種」については「構わない」が59%、「したくない」が24%でした。新型コロナの感染症法上の扱いについて聞いたところ季節性インフルエンザと同じ「5類」に見直すべきが44%、結核並みの隔離措置が必要な「2類」相当を維持するべきが39%でした。
引用元 緊急事態宣言「出すべき」50% JNN世論調査
3回目のワクチン接種について『急がない』が41%で、『接種したくない』が15%あり、この両者で過半数を超えます。つまり多数の市民はワクチン接種に関しては政府に不満を持っていないというのが実態なのです。
こうした世論調査の結果を見れば、玉川氏の言うようなワクチン接種の加速はどのように実現するのでしょうか。
こうした世論調査があるにも関わらず、仮に『何が何でも急げ』というのであれば、その先の『政府は遅い』といったような政府への批判の布石を打っているだけではないでしょうか。
新型コロナウイルスに関しての情報よりも、今のモーニングショーには追及しないといけないことがあります。それはテレビ朝日社員が大阪府警に詐欺で逮捕されたことです。仮に身内の不祥事に対して蓋をして、政府への批判を加速させることがあれば、テレビ朝日、そしてモーニングショーの信用は二度と回復しないのではないでしょうか。