落選した辻元清美氏が今夏の参院選比例代表での出馬表明。。。その辻元氏を前川喜平氏が応援。。。その応援、逆効果ではないでしょうか。。。
昨年の衆議院議員総選挙で、驚きをもって受け止められたのが立憲民主党の辻元清美氏の落選です。何と辻元氏は比例でも復活することはできませんでした。
その辻元氏が再起を図るのが参議院議員通常選挙です。今夏行われる参議院議員通常選挙に全国比例からの出馬を表明しました。知名度に頼った立憲民主党の苦肉の策と言えます。
この辻元氏の立候補表明に、すぐさま応援する姿勢を示したのが元文部科学省事務次官の前川喜平氏です。応援するのは構いませんが、前川氏の応援は逆効果ではないでしょうか。
出馬を表明した辻元氏。。。相変わらずのレッテル貼り。。。
小選挙区での敗北に加え、比例でも復活することのできなかった辻元氏ですが、再度国政を目指すことを表明しました。
立憲民主党の辻元清美前副代表(61)は31日、地元の大阪府高槻市で支援者集会を開き、今年夏の参院選に比例代表として立候補する意向を表明した。「全国の皆さんの声を国政に届けたい。やっぱり黙ってられへん」と述べた。同日中に党本部へ公認を申請する。優先的に当選が決まる「特定枠」の適用は「一切ないと思うし、そんなことしたくない」と集会後、記者団に語った。
辻元氏は集会で「自民党や公明党、日本維新の会が多数を取れば、小さな声、異論を切り捨てる政治になってしまうのではないか」と主張。「参院選が日本の分かれ道になる。私はそれを阻止するために戦っていきたい」と強調した。
引用元 立民・辻元清美氏、今夏の参院選に比例代表での立候補を表明 「特定枠」の適用は否定
衆議院議員総選挙で落選した者が、参議院議員通常選挙に立候補してはならないという規定はもちろんありません。辻元氏が参議院議員通常選挙に立候補するのは自由です。
ですが有権者が、辻元氏ではなく、そして立憲民主党でもないという判断を下したことを忘れないでもらいたいと思います。
落選してもなお、『自民党や公明党、日本維新の会が多数を取れば、小さな声、異論を切り捨てる政治になってしまうのではないか』という相変わらずのレッテル貼りをしていては期待もできません。
辻元氏は『参院選が日本の分かれ道になる。私はそれを阻止するために戦っていきたい』とも語っていますが、衆議院議員総選挙は政権選択の選挙であったはずです。何度も何度も『分かれ道』があったら政治は安定しません。
必死に自身が出馬する意義を見出そうとしている辻元氏に、心強い応援がありました。
前川喜平氏が辻元氏を応援。。。逆効果ではないでしょうか。。。
辻元氏の出馬表明を一部の人は歓迎しています。元文部科学省事務次官の前川喜平氏もその一人ですが、その応援は逆効果以外の何物でもないものでした。
元文部科学事務次官の前川喜平氏が31日、ツイッターを新規投稿。立憲民主党の前副代表の辻元清美氏がこの日、YouTubeの生配信で今夏の参議院議員選挙への立候補を明言したことについて「こんな良い政治家をなぜ選挙で落とすのか。敢えて言う。有権者がアホなんや。」と強烈に支持した。
前川氏は有権者を馬鹿にしています。有権者がアホなんだそうです。それに民意をなんだと思っているのでしょうか。
このような人物に応援されて支持が広がるわけがありません。前川氏が、自身の考え方に近い政治家を応援することは全く問題ありません。ですが、この発言は、大阪10区はもちろん、全有権者を愚弄しています。
辻元氏はこの前川氏の発言をどのように思っているのでしょうか。
思った以上にまったく人気がないことに気が付くことが、立憲民主党と一部の支援者にはまず必要なことなのかもしれません。