カメラや専用アプリを活用で、視覚障害者の外出を支援するサービスが続々登場




視覚障害者の困りごとを解消する支援ツールの提供が増えてきました。
スマートフォンに搭載されているカメラや専用アプリを活用したサービスで、大手損保系やベンチャー企業が開発に乗り出しているとのことです。
白杖やガイドヘルパー、盲導犬に次ぐ新たな「パートナー」として外出や買い物に欠かせないと期待が高まります。

「目を借りられるので、手放せない。使うたびに利用シーンが増えている」。弾んだ声でこう話すのは視覚障害がある藤井実都江さん。

SOMPOホールディングス子会社のプライムアシスタンス(東京都中野区)が昨年12月にサービスを始めた「Eyeco Support(アイコサポート)」の利用者だ。

視覚障害者がスマホで専用アプリを起動すると、遠隔の同社コンタクトセンターのオペレーターが目の前の画面に映し出されるスマホのカメラ映像を見ながら、利用者が必要とする視覚情報や衛星利用測位システム(GPS)に基づく位置情報を生の声で伝える。

目的地までの道案内や買い物サポート、書類の読み上げのほか、外出前の身だしなみのチェックなども助けてくれる。月額5500円で2時間利用できる。
引用元 カメラで、靴で、視覚障害者の外出を支援 誘導アプリ続々

上記のように視覚障害者の方の「目」の代わりになるサービスもあれば、音声ではなく足への振動で誘導するサービスも登場を控えているそうです。
ベンチャー企業のAshiraseが開発した視覚障害者向け歩行ナビ「あしらせ」です。
靴に装着する振動デバイスとスマホアプリによって単独歩行を支援することができるようで、行き先を設定すると、足の部位とテンポでシンプルに導いてくれます。
このように、最新の技術を使い、今まで一人での外出が難しかった方が率先して外に出歩けるようなサービスが続々登場しています。




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