トンガ海底火山噴火被害で死者3名。火山灰で依然、空港復旧難航。
海底火山の大規模噴火と津波に見舞われた南太平洋の島国トンガでは、19日もがれきや火山灰を取り除く作業が続きました。
空港の滑走路にも火山灰が大量に積もっており、復旧は難航しております。
輸送機が着陸できるめどが立たないため、ニュージーランド軍は18日、人員や支援物資、ヘリコプターを載せた軍艦1隻をトンガに向け出発させました。
オーストラリア軍も医療資材やヘリを積んだ軍艦の派遣を準備。到着に5日ほどかかるという。支援物資を積んだ輸送機も出発できる態勢を整えている。上空から物資を投下することも検討している。オーストラリアのメディアによると、空港の復旧は20日以降になる可能性がある。
日本も早期に支援を行う考え。政府高官によると、高圧洗浄機などの提供の要望があるという。
トンガ政府は18日、噴火が発生してから初めて被害を公式に発表。3人が死亡し、多数の負傷者が出たことを明らかにした。死傷者はさらに増える恐れもある。
まだトンガ海底火山の噴火の影響は続いており、大きな爪痕を残しています。
ニュージーランド軍が支援物資を積んだ軍艦を派遣しましたが、到着まで5日かかるといいます。
日本からの支援に関しても松野官房長官は「早期復旧・復興に向け、オーストラリアやニュージーランドなど関係国と緊密に連携していく」と語っており、トンガ復旧のために早急に支援が出来ればと思います。