岸田総理「（米軍関係者の）不要な外出は認めないことで大筋合意をするところまで来た。」
岸田総理は9日、NHK番組で、在日米軍基地やその周辺での新型コロナウイルス感染拡大について、米側と「（米軍関係者の）不要な外出は認めないことで大筋合意をするところまで来た。今、詳細を詰めている」と述べました。
首相は「体制が十分だったかどうかさまざまな指摘がある」として、「日米地位協定に基づく日米合同委員会で保健、衛生に関してしっかりと議論を行うよう指示を出した」と明かした。
一方、地位協定の改定については「踏み込むことは考えていない」と否定した。その上で「米側には具体的に外出制限などで応えてもらわなければいけない。その結果をまず出したい」と述べ、周辺住民の不安払拭に向けて取り組む考えを示した。
現在国内で感染拡大しているオミクロン株ですが、沖縄・広島・山口ではすでにまん防などの措置が出される事態となっております。
その原因の一旦として、米軍基地からのオミクロン株感染拡大があり、米側との協議が進んでおりましたが、早速「不要な外出は認めない」という方向で進んでおります。
素早い対応を生かしてここで感染拡大が防げれば、オミクロン株のダメージを最小限に防げますので、確実に合意を進めていただきたいところです。
