斉藤国土交通相、Go Toトラベルについて「再開判断する時期ではない」
コロナ経済対策として行われた観光需要の喚起策であるGo Toトラベルについて、斉藤国土交通大臣は7日の閣議のあと、オミクロン株の急速な感染拡大を受けて「再開を判断する時期ではない」と述べました。
Go Toトラベルをめぐって、政府は、年末年始の感染状況を見て再開時期を判断するとしていました。
これについて斉藤国土交通大臣は、閣議のあとの記者会見で「再開時期を申し上げる時期ではないと思っている。オミクロン株の市中感染の発生が各地で明らかになっており、最悪の場合、感染拡大が急速に進むことを想定すべき状況にある」と述べました。
斉藤国土交通大臣は、再開時期ではないとしたうえで、「Go Toトラベル事業の再開については、旅行者と地域の双方の安全安心をしっかり確保する必要があり、感染状況が落ち着いていることが大前提だ」と述べています。
早期の再開が難しいとされたGo to トラベルですが、オミクロン株の感染拡大で、まん防などの施策が行われようとしている中、新たな経済対策が行われるよう願います。
