ソウルの収まらない新規感染者数。重症患者の迫る空き病床。




韓国政府のウィズコロナの方針に取り組むも、なお新規感染者数は収まりがつきません。

韓国政府のコロナ対応において、感染が拡大している中でのウィズコロナに舵をきったのは、失政ではないでしょうか。

韓国ソウル市では、新型コロナウイルスによる新規感染者数が1週間連続で「1000人台」を記録している。重症患者のための専門治療病床は稼働率84.4%(残り54床)に上昇し、韓国政府による「段階的日常回復(ウィズコロナ)」施行後の非常計画措置(サーキットブレーカー)基準をかなり上回っている。

きょう(23日)ソウル市によると、この日の0時基準でソウルの一日の新規感染者数は1165人と集計された。これは前日発表値の1278人に比べ減少した数値だが、1週間連続で1000人台を記録している状況である。

新規感染者の年齢別内訳は60代(21.6%)が最も多く、70歳以上(15.1%)・50代(13.7%)・30代(12.2%)・40代(11.1%)などの順となった。

重症患者専門治療病床の稼働率は345床のうち291床が埋まり、84.4%となった。すでに政府の非常計画措置基準の75%を上回った状況で、入院可能な病床は残り54床しかない。

引用元 ソウルの新規感染者、1週間「1000人台」が続く…重症患者病床は「残り54床」=韓国

韓国では、高いワクチン接種率にもかかわらず、重症者が増え続けている状況です。

一刻も早く、韓国政府には病床の確保と新型コロナウイルス感染防止に取り組んでいただきたいです。

新型コロナに備える自民党

一方、日本政府は新型コロナ対策に最優先の課題とし、対策を掲げています。

新型コロナ対応、経済政策、外交・安全保障、どれも状況は緊迫しており、政治空白は一刻も許されません。そうした思いで、総裁選挙、そして組閣、総選挙と最大限のスピードで駆け抜けてまいりました。これからは、このスピード感を政策実行にそのまま発揮すべく、全力を挙げてまいります。

新型コロナ対応は引き続き最優先の課題です。今週中に新型コロナ対応の全体像を取りまとめ、国民の皆さんにお示しいたします。

まず、今後感染力が2倍になった場合にも対応できる医療体制をしっかり確保いたします。公的病院の専用病床化を始め、新たな病床を確保し、病床使用率を8割以上といたします。この夏に比べて3割増しの3.5万人以上の方が確実に入院できる体制を11月末までに作ります。軽症者向けの宿泊療養施設についても、今年の夏と比べて2割増、1万室以上増やしてまいります。全ての自宅、宿泊療養者に、遅くとも陽性判明の翌日までには連絡を取り、健康観察や診療を実施できる体制を確保いたします。これらの取組に加え、ワクチン、検査、飲める治療薬の普及による予防、発見から早期治療までの流れを更に強化いたします。

ワクチンについては、12月から3回目のブースター接種を始めます。2回目接種完了からおおむね8か月以降のタイミングで、18歳以上の希望する全ての方が接種を受けられるようにいたします。12歳未満の子供についても、薬事承認された後、接種を開始いたします。いずれも専門家の意見も踏まえた上で対応してまいります。

引用元 第2次岸田内閣発足等についての岸田内閣総理大臣記者会見(全文)

岸田首相は、今後のコロナ感染爆発を見据えて、新たな病床の確保に取り組む方針であります。

世界で新型コロナウイルスの感染が続く中、感染防止対策と感染者の対応が重要に捉えることが必要です。





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