マスコミの批判報道でウガンダ選手団が『感染者を出して日本人に申し訳ない』と落胆⇒落ち込むことなく、万全の状態で東京五輪に挑み活躍してください。
東京五輪に出場する選手団の来日が活発になってきました。東京五輪は従来と違い、新型コロナウイルスの感染防止対策が施された上で実施されますが、参加する選手には、今までのトレーニングの成果を発揮して頑張ってもらいたいと思います。
その東京五輪で、今、注目されているのは、残念ながら選手ではなく新型コロナウイルスの水際対策についてです。
マスコミは連日、ウガンダの選手団の報道をしています。ですが不備があったのはウガンダ選手団ではなく、水際対策です。水際対策は早急に改善する必要がありますが、必要以上に『ウガンダ選手団』を強調する必要はありません。
そして直近ではマスコミの報道によって、五輪出場の夢を叶えた選手が落ち込んでいると報じられています。ウガンダ選手団は悪くありません。病気は誰でもなります。全力を発揮できるようにする為に、今は五輪の機運を高めることが必要とされています。
必要以上にウガンダ選手団を追いかけるマスコミ。。。
ウガンダ選手団の選手団が来日し、ある程度日が経ちました。ですが、ウガンダ選手団の中から新型コロナウイルスの陽性者が出たことで、マスコミは連日のようにウガンダ選手団について報道しています。
新型コロナウイルスの陽性反応で隔離されていたウガンダ選手団の1人が、1日未明、合宿先の大阪・泉佐野市に到着した。
1日午前1時50分ごろ、ウガンダ選手団の1人を乗せたバスは、泉佐野市のホテルに到着した。
東京オリンピックに出場するアフリカのウガンダの選手団の1人は、6月19日に事前合宿で来日した際、成田空港で新型コロナウイルスの陽性反応が確認され、療養していた。
現在、体調は回復していて、退院の規定を満たしたことから、6月30日の夕方、療養先から泉佐野市が手配したバスに乗って、滞在先のホテルに到着した。
泉佐野市によると、体調に問題はなく、ほかのメンバーとは別のフロアの個室で待機するという。
引用元 療養先から滞在先ホテル到着 “陽性”ウガンダ選手団の1人
無事に回復されて何よりです。回復した選手には、東京五輪で思う存分力を発揮してもらいたいと思います。
マスコミは、新型コロナウイルスの陽性者が出たことで、『ウガンダ選手団』と連日報道した結果、ウガンダ選手団が落ち込んでいるというのです。
落ち込み、『コロナ出して申し訳ない』と語るウガンダ選手団。。。
ウガンダ選手団は、新型コロナウイルスの感染防止対策を怠っていたわけでは決してありません。定められた感染防止対策は履行していました。
十分な感染防止対策を施した上で、陽性者が出てしまったのですから、不運としか言いようがありません。それにも関わらず、連日報道した結果、ウガンダ選手団が『コロナを出して申し訳ない』と語る事態にまでなりました。
感染者が出たと聞き、すぐに電話をかけました。「彼からは『まずコロナ出してしまったこと、本当に申し訳ない』という言葉が返ってきて」
引用元 「コロナ出して申し訳ない」……落ち込むウガンダ選手団にエールを ホストタウンの男性が応援動画を募集「自信持って活躍してほしい」
このウガンダ選手団の言葉は、長年ウガンダと交流してきた人に送られた言葉です。連日マスコミが『ウガンダ選手団』を報じた結果、例え日本語がわからなかったとしても、責めを感じてしまうのは、無理もないことだと思います。ですが、ウガンダ選手団は悪いことをした訳ではなく、何一つ謝ることはありません。
マスコミが水際対策の問題であるにも関わらず、『ウガンダ選手団』を連呼した結果、東京五輪の為に来日した選手達に要らぬ不安、そしてストレスを与えてしまっていることは間違いありません。
東京五輪の開催が近づくに連れて、マスコミは各国代表団ごとにこのような報道をするつもりなのでしょうか。
私達にもこうした風潮が続かないようにできることがあるでしょう。
今、マスコミに求められているのは、選手達が全力を出せるよう気運を高めることです。