立民・枝野代表が不安を煽る一方で、世界陸連会長は万全の対策を説明し、先週開催の国際大会でも陽性者は皆無だっと不安払しょくに努める。
東京五輪も立憲民主党の枝野代表の手にかかれば、政府を批判する道具と化します。実際、枝野代表は衆議院の予算委員会で東京五輪の中止の決断を迫りました。
人々の抱く不安を利用し、政治的なアピールに懸命な枝野代表ですが、人々の不安について寄り添い、万全の対策を示すことで不安を払しょくする姿勢を世界陸連のセバスチャン・コー会長は示しました。
同じ不安に対して、違う対応を見せる2人ですが、枝野代表の煽動に乗せられてはいけません。
枝野代表、煽動するのはお手の物?
東京五輪の開催に向けて、国際オリンピック委員会がワクチンを準備するなど関係者が感染防止対策を練りに練っています。
そのような万全な感染防止対策を講じようと懸命に努力している関係者をよそ目に、お構いなしなのが立憲民主党の枝野代表です。
枝野代表は、衆議院予算委員会で東京五輪の中止を要求しました。
立憲民主党の枝野幸男代表は10日の衆院予算委員会で東京五輪・パラリンピックの開催について、「不可能と言ってもいい」との見解を示した
枝野氏は「私も見てみたい。奇跡的にここから感染が抑制できて、開催できることを期待している」とした上で、「今の日本の感染状況と、ここから3、4カ月の想定の中で、国民の命と健康を守ることとオリンピック・パラリンピックの開催を両立させることは不可能と言っててもいいんじゃないかと残念ながら言わざるを得ない。もう判断の先送りはできないタイミングだ」と東京五輪・パラリンピックの中止を求めた。
引用元 枝野氏、五輪中止求める 「もう判断の先送りできない」
東京五輪については世論の関心も高く、マスコミで報じられる機会が多々あります。世論の関心が高いことを国会の委員会で取り上げるのは立憲民主党の常套手段です。
東京五輪についての人々の不安を利用し、支持率の浮上につなげたい枝野代表の魂胆は見え見えです。
人々の不安を乗じることが野党第一党の党首のやることなのでしょうか。
同じ『不安』でも全く違う対応を見せた人物がいました。
人々の不安に寄り添い、実績を説明する世界陸連会長
新型コロナウイルスの感染防止対策を実施しているのは、各種競技団体も同じです。世界陸連のセバスチャン・コー会長は東京五輪のテスト会長の視察をし、世界陸連の新型コロナウイルス感染防止対策の実績を説明しました。
コロナ禍によりオリンピック開催に懐疑的な意見があることについて「そのような批判は理解できます」と話した上で「組織委員会は1年半にわたってルールを設けて整備をしています。先週の世界リレー(ポーランド)でも300人が集まったが行動に対して厳し規則を設けていて、結果的に(新型コロナウイルスの)陽性者は出ていない。日本の保健行政とも連係してきちんとした対策ができるようにしているので、安心していただきたい」と理解を求めた。
引用元 世界陸連セバスチャン・コー会長が視察「安心していただきたい」東京五輪開催へ安全強調
セバスチャン・コー会長は、世界陸連が厳しい感染防止策を講じていることを説明しています。そして、なによりも、開催した世界リレーで陽性者を出していないのです。
枝野代表は、不安に乗じた五輪開催の中止を要求しましたが、セバスチャン・コー会長は端的に実績を説明していました。
枝野代表の言葉とセバスチャン・コー会長の言葉のどちらに信用がおけるのかと聞かれれば、実績を誇るセバスチャン・コー会長の方ではないでしょうか。
不安に乗じた発言に流されることなく、今一度、冷静になって実績を注目するべきです。