【脱ハンコ】全省庁で行政手続き見直し、菅総理、見直しに向けた方針を速やかに策定するよう指示
政府は7日、規制改革推進会議(議長・小林喜光三菱ケミカルホールディングス会長)の会合を首相官邸で開いた。
菅義偉首相は全省庁の行政手続きを対象に、押印廃止や書面・対面主義の見直しに向けた方針を速やかに策定するよう指示した。関係省令・告示を年内に改正し、来年1月召集の通常国会に関連法案の提出を目指す。
首相は行政手続きについて「書面・押印・対面主義の見直しを抜本的に進めている」と脱はんこの必要性を強調。河野太郎規制改革担当相が既に「押印の原則廃止」を打ち出したことに触れ、「その方針を前提として近日中に全省庁で全ての行政手続きの見直し方針をまとめてほしい」と述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/350cfc8e4e1eeda96aebf20619f27731aade6bf0
ネットの意見
岩盤規制とか因習とか不合理とか、政治決断でできるものがあるということがハッキリわかった事例だ。
無論規制の中には歴史的背景と保護法益との関わりで調整の難しいものもあるので、全てを無くす事ができるわけでもなく、それが正しい訳でもない。
印鑑に関しては極めて形式的で、役所でどうしても必要になった場合、近所の文具店や100円ショップで買って押しても問題ないもの。
法律的な決まりで言えば印面は何でも可。鈴木さんが「佐藤」の印を押したとしても拒絶する根拠もない。(そんなこと想定していないってのもあるが)
現行法律条文上、押印が求められているとしても他の手段で意思確認ができるのであれば、法律条文を修正すべきなのだ。
本質は業務の合理化と行政サービスの質向上です。
これで改革をしたということにせず、
きちんと本質的な課題に取り組んでほしいと思います。
パフォーマンスに止まらず、真の効率化を目指してほしい。形だけはんこを廃止しても直筆サイン入りの原本が必要ならそれほど効率は上がらない。電子署名を普及させるべき。とりわけ些末な手続きに関しては。もちろんセキュリティ対策も並行して。
ハンコを押すということは紙を使って、書いたり印刷したりして、それをもっていったり郵送したりする必要があるということ。
ここをどれだけデジタル化できるかが大切。
ハンコはいらないけど役所に行って書類書いて提出しないといけないなら今までと変わらない。
無駄なものはなくしていき、必要なものは続けていってほしいです。
不動産売買とか法務局登録の印鑑証明つき本人確認証明用など重要書類は別として、100円ショップで適当にかって押せばいいような手続きですらいまだにハンコ必要運用がある。(そんななのにシャチハタがだめってのが何が違うのか長年疑問だったが)
まさに前例踏襲でやってたほうが顧客調整不要で楽だから。(顧客側でも社内規定変更必要だから)
ハンコ押したりするのって、人任せ(事務職)で営業担当者本人じゃないことも多いから、自分の行動に関係しなければ前例踏襲のほうがとりあえず楽ってこともあると思う。
社会全体に浸透するにはまだ時間がかかりそう。
小さいけど象徴的な結果を見せて、国民に仕事が出来るできるイメージを植え付ける。
壊しやすい既得権益、今回は日本学術会議を見せて、改革する事で安倍政権で出来なかった改革を進める姿勢を見せる。
そこまでくれば、野党が不信任案でも出したら総選挙しても勝てる算段があるのかも。
本気を出すのは来年かな。