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山下達郎さん「今、一番必要なのは団結」 糸井重里さん「誰ががが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ」三浦知良選手「ロックダウンでなく『セルフ・ロックダウン』でいくよ」

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シンガーソングライターの山下達郎さんが、ラジオ番組で「今、一番必要なのは団結」「なんでも反対、プロパガンダはお休みになりませんか」と訴えたことが話題となっています。

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山下さんも今の状態に不満がないわけではないと語っています。

番組冒頭では山下は「非常事態宣言が出されました。それに対していろいろな声があります。普通に社会生活を送っている人にとって家にこもって外に出るなという、また中小の経営者にとって店舗の営業を自粛せよという、今の状況に対して不安のない方など一人もおりません。怒りのない方だって一人もおられないと思います。皆、じりじりした気持ちです。それを口にしたい衝動を皆、抱えています」と話し始め「こういう現状の中で生まれる数々の不条理へのとまどいとか、うっぷん、いらだちを抑えきれずに、ある人はそれをネットに噴出させ、ある人はメデイアを使ってぶちまけています。そうしたい気持ちは痛いほどわかります。私だって、思い切りどなりまくりたい衝動もあります。でも、そんなことしてもウイルスがなくなるわけではありません」と続けた。

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怒りをぶちまけてもウイルスはなくならない。だったら、一致団結して乗り越えようと、山下さんは語っています。

「今、一番必要なのは政治的なものを乗り越えて、団結ではないかと思います。政治的対立を一時休戦して、いかにこのウイルスと闘うかをこの国の皆で、また世界中の皆で助け合って考えなければならない時です。何でも反対、何でも批判のプロパガンダはお休みにしませんか。責任の追及とか糾弾は、このウイルスが終息してからでも、いくらでもすればいいと思います。再三再四申し上げているように、こういうときは冷静さと寛容さが何よりも大事です。静かに落ち着いて物事を語りましょう。正確な判断は冷静さからしか生まれません。我々は我々ができることをいたしましょう。今はできるだけ他者との接触をさけ、感染の広がりを防ぐ努力をいたしましょう」と呼びかけた。

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コピーライターの糸井重里氏も次のような投稿をしてました。

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サッカーのキングカズこと、三浦知良選手も以下のように呼び掛けています。

「すべての行動が制限されるわけでない緊急事態宣言は『緩い』という声がある。でもそれは、日本人の力を信じているからだと僕は信じたい。きつく強制しなくても、一人ひとりのモラルで動いてくれると信頼されたのだと受け止めたい」

「僕らは自分たちの力をもう少し信じていい。日本人はこういうとき、『やれるんだ』」

「『都市封鎖をしなくたって、被害を小さく食い止められた。やはり日本人は素晴らしい』。そう記憶されるように。力を発揮するなら今、そうとらえて僕はできることをする。ロックダウンでなく『セルフ・ロックダウン』でいくよ」

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こういった、有名著名人の発信に共感が広がる一方、心ない批判に合い、謝罪のうえ、削除に追い込まれた例もあります。スガシカオさんです。

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この投稿は削除、スガシカオさんはTwitterで謝罪もしています。

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スガシカオさんの投稿へは、「何も間違った事仰ってない」「謝る必要はありません」といったコメントが集まっていました。
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たしかに、このような意見を受け入れられないほど切羽詰まった人もいるでしょう。そういった人には受け入れがたいことかもしれませんが、この国難を前にして、国民が分断してしまう事の方が怖いし、悲しいです。
山下さんの言うように、こんな時だからこそ、国民が一致団結することが必要だと思います。みんなで乗り越えましょう。

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