原発停止影響で九州電力が3年ぶりの赤字




九州電力が28日発表した令和5年3月期連結決算は、最終損益が564億円の赤字(前期は68億円の黒字)で、3年ぶりの最終赤字となりました。

また議決権のない優先株を8月に発行し2千億円を調達することも正式に発表し、記者会見で池辺和弘社長は「早期の財務基盤の改善が喫緊の課題だ」と述べた。

赤字幅は、管内の原発が長期停止していた平成26年3月期の960億円に次ぎ過去5番目の大きさ。原発の稼働減に伴う火力発電用の燃料費増加や燃料価格の高騰などが響いた。売上高は前期比27・4%増の2兆2213億円だった。
原発停止影響、九州電力3年ぶり赤字

令和6年3月期の連結業績予想は、原発が安定的に稼働することなどで売上高が2兆2500億円、最終利益が900億円と改善を見込まれています。
池辺氏は家庭向け電気の規制料金については値上げ回避の意向を改めて表明しました。




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