政策論争をしない韓国大統領選。。。




2022年3月に韓国の大統領選がありますが、候補者の家族の不祥事問題でレベルの低い選挙戦となっています。

 共に民主党のイ・ジェミョン大統領選候補と国民の力のユン・ソクヨル候補の家族関連疑惑が検証台に上がると、両政党が相手に対する敵対心と嫌悪を助長するネガティブ攻勢を浴びせ、大統領選が混濁している。大統領選候補の家族の違法・脱法行為に対する検証は必要だが、これを利用して反射利益を狙うのではなく、未来のビジョンを提示して点を得る「足し算」キャンペーンを繰り広げるべきだという指摘が出ている。

今回の大統領選が「かつてなく好感の持てない大統領選」と呼ばれるのには、両党の大統領選候補と家族をめぐる道徳性論争に対する失望がまず第一の理由に挙げられる。しかし、候補をめぐる疑惑そのものというよりは、疑惑を十分に説明するより相手に対する対立と憎悪を煽る両陣営のネガティブ対決の方が非好感度を高めているという分析が出ている。

中略

「好感の持てない大統領選」を正常な競争に戻すためには、候補らが新型コロナウイルス危機など当面の危機をどう克服するのか、韓国社会を今後どのような方向に導いていくのかなどを提示するビジョン競争を繰り広げなければならないと専門家たちは口をそろえて言う。

引用元 韓国大統領選、道徳性の検証よりも「嫌悪競争」が過熱…疲労感ばかり増す

一国の大統領を決める選挙で、スキャンダルの粗さがしをしていて良いのでしょうか。

お互いの足の引っ張り合いではなく、政策論争をしない選挙から決定する大統領に期待する国民はいないのではないでしょうか。





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