専門家気取りで衆議院議員総選挙を分析した玉川徹氏⇒政治評論家が全力否定。。。『野党が戦いにくいのは岸田新総裁』

自民党新総裁が決まり、岸田文雄総裁について多くのマスコミが取り上げています。もちろんテレビ朝日系のモーニングショーも取り上げていました。

岸田総裁が掲げた政策を改めて分析するのかと思いましたが、モーニングショーにそのようなことを期待する方が間違っています。テレビ朝日社員兼コメンテーターの玉川徹氏は、公共の電波を通じて河野太郎行革担当大臣を推してきました。

そのことを引きずっているのでしょうが、野党がやりにくかったのは岸田総裁ではなく、河野行革担当大臣だと玉川氏は主張しています。ですが、冷静に考えれば、玉川氏は政治アナリストでも政治評論家でもありません。ただのテレビ朝日社員です。

玉川氏の主張について政治評論家が全否定しています。玉川氏は、自身の主張が浅はかなものであることに気が付くべきです。

玉川氏、まだ河野行革担当大臣を推すつもり。。。

自民党総裁選が終わり、次はいよいよ衆議院議員総選挙です。衆議院議員総選挙を前に岸田総裁の政策や野党各党の政策を比較する報道が増えるのかと思いましたが、モーニングショーの玉川氏だけは毛色が違う姿勢を示しています。

玉川氏は厳正な規則のもとで行われた自民党総裁選に納得がいかないようで、まだ河野行革担当大臣推しをしています。

　岸田文雄氏が勝利し、下馬評が高かった河野太郎行革担当相が完敗したことについて、玉川氏は「野党の立場から考えると、河野さん（が新総裁）だったら大変だったでしょうね。河野さんが総裁になって総理になっていたら、衆院選挙は野党は相当厳しかったんじゃないかと思います。だから岸田さんでましだったんじゃないですかね。総選挙という点では、自民党がどれくらい（議席を）減らすのか、減らす量が少ないのか多いのかという議論だったんですが、河野さんだったらむしろ、増えることもあったんじゃないかと思うくらいですね。だから野党はよかったと思っているんじゃないですか」と想像した。
引用元　玉川徹氏「河野さんなら野党は総選挙厳しかった」も政治評論家から全否定

玉川氏は、自民党総裁選の討論会や候補者の出演番組を見ていなかったのでしょうか。河野行革担当大臣の主張はブレにブレまくっていました。

主張がブレる人物が野党にとってやりにくいとは思えません。むしろやりやすい相手です。『河野推し』『岸田憎し』な姿勢が手に取るようにわかります。

この玉川氏の主張は、当然受け入れられる訳もなく、同じくモーニングショーに出演していた政治評論家からは、全否定されています。

赤っ恥の玉川氏、政治評論家に真っ向から否定される。。。

玉川氏のトリッキーな主張は、もちろん日頃から政治を見ている人には受け入れられないものです。番組に出演した政治評論家は次のように語っています。

　これに対して、元テレビ朝日政治部デスクで現在は政治評論家の細川隆三氏は「僕は逆に岸田さんの方が野党はやりにくかったと思う」と反対意見を提示。「原発政策など、ツッコミどころは河野さんの方がある。ツッコミどころは岸田さんの方がない。戦いにくいのは岸田さんじゃないかなと思う」と話した。
引用元　玉川徹氏「河野さんなら野党は総選挙厳しかった」も政治評論家から全否定

政治評論家から見れば、河野行革担当大臣は危なっかしく映り、岸田総裁の方が安定感があると評価されています。

自民党総裁選で河野行革担当大臣より、岸田総裁の方が、体系的に政策を語り、国民の声に耳を傾け、応えようとしていたことは誰の目からも明らかです。

モーニングショーには、玉川氏のようなトリッキーな主張を取り上げている暇があるなら、衆議院議員総選挙での各党の公約を報じた方が、少しは視聴者の役に立つのではないでしょうか。

これから、玉川氏のようなマスコミ人の手によって、岸田総裁批判が始まると思います。そうした報道に騙されない為にも自分の目で岸田総裁の政策をチェックすることが重要です。