総裁選で現実的な政策を掲げた加藤元官房長官。最重要課題は国民所得の倍増と断言です。。。
自民党総裁選に実力がようやく名乗りを上げました。その実力者は加藤勝信元官房長官です。
多くの候補が出馬表明会見と政策発表記者会見を分けて行う中、加藤元官房長官は出馬表明と政策発表を同時に行いました。
加藤元官房長官は、総理総裁になった場合の最重要課題に国民所得の倍増を掲げました。
他の候補者と違うのが、現実的なスケジュールを提示したことです。加藤元官房長官が今後行われる討論会でどのような発言をするのか注目です。
出馬表明・政策発表を行った加藤元官房長官です
安倍内閣、菅内閣、そして岸田内閣と三代に渡る内閣で閣僚を務めた人物が総裁選に名乗りを上げました。
行政経験豊富な加藤元官房長官ですが、記者会見では国民所得の倍増を政権の一丁目一番地に掲げることを明らかにしました。
所得を増やすことに言及する候補が多い中、加藤元官房長官は現実的なスケジュールを提示しました。
記者会見後に出演した番組でスケジュール感について『早くても10年を超えるぐらいはかかるが、そこに向かって進んでいるという実感は3年間で、できれば最初の1年間で持ってもらう道筋を作りたい』と語ったのです。
いきなり来年、所得が倍増することは誰が考えてもあり得ないことだと思います。ですが多くの候補者は所得増加に言及こそしますが、具体的なスケジュールにはついて提示していませんでした。
そのような候補者が多い中、具体的なスケジュールを示したのが加藤元官房長官なのです。
行政経験が豊富な加藤元官房長官だからこそ、具体的なスケジュールを示せたのかもしれません。
また加藤元官房長官は、争点の1つとしてあがっている選択的夫婦別姓についても『家族同姓制度は維持しつつ、まずは法的・社会的な不都合について解決するため、旧姓については通称使用にとどまらず法律上の姓として使用を認める『旧姓続称制度』もあり得ると考えている』と現実的な案を示しています。
過去の行政経験、そして現実的な政策の提示をみれば、加藤元官房長官は他の候補者より期待が持てるのではないでしょうか。