パリ五輪巡りロシアが妨害工作、トム・クルーズさんの偽音声も




産経新聞の記事によると、7月26日のパリ五輪開幕を前に、ロシアが偽情報や中傷メッセージを拡散して妨害工作をしている手口が明るみになった。米マイクロソフト社が2日に発表した報告書で指摘した。生成AI(人工知能)で米人気俳優トム・クルーズさんの声を偽造したハリウッド風動画もある。と書かれています。

この動画は「五輪の陥落」と題し、米国でヒットしたアクション映画になぞらえた偽ドキュメンタリー調となっています。
クルーズさんを装った声を流し、国際オリンピック委員会(IOC)の腐敗を糾弾しています。動画は昨年夏からSNSで流れていたといいます。
マイクロソフト社の報告書によると、欧州のテレビ報道と見せかけて「パリ住民はテロを警戒して住宅保険を購入している」「テロ脅威のため、五輪入場券の24%が払い戻しになった」という偽情報も見つかったといいます。
パリ五輪を巡り、米中央情報局(CIA)がイスラム過激派テロの危険を警告するでっち上げのプレスリリースもあり、一連の情報工作は、IOCやフランスに揺さぶりをかける狙いがあるとみられています。
これに関しても本当に時代だなと感じるとともに、本当に、嘘を嘘と見抜ける能力がないとネットを使えないというのがより現実味を帯びています。
リテラシーの低い人がどんどん偽情報を拡散してしまうという悪循環となっています。




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