生成AIは革新か脅威か。緊張増す台湾で世界のメディアが議論。




利用が急速に広がるAI(人工知能)は社会を革新するのか、それとも脅威なのだろうか。
台北で開かれている「世界ニュースメディア大会」で、生成AIやフェイクニュースについて、各国の報道機関やジャーナリストが一堂に会して活発な議論を交わしています。

「AIの活用がこれまでにないスピードで広がり、正しい情報を得ることが難しくなっている。台湾は(フェイクニュースに)対抗し、市民と自由を守る」

大会が開幕した28日、台湾の蔡英文総統はAIが民主主義に与えるリスクを指摘し、「真実とうそを見極め、第三者がファクトチェックを行わなければならない」として、メディアの果たす役割に期待した。
生成AIは革新か脅威か 緊張増す台湾で世界のメディアが議論

世界各国の報道機関でつくる世界新聞・ニュース発行者協会が毎年主催する大会には、約60の国や地域からジャーナリストや識者ら約1000人が参加しました。
最も関心を集めたのが、今年一気に世界中で普及が広がった対話型のチャットGPTに代表される生成AIです。




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