米国務長官、中国は「最大の地政学上の課題」と認識 「新疆ウイグルの人権侵害や、香港の民主主義抑圧に対し立ち上がらなくてはならない」と指摘
ブリンケン米国務長官は3日に国務省で行った外交政策に関する演説で、中国は今世紀「最大の地政学上の課題」とし、バイデン政権が中国との関係を重視していく姿勢を示した。
ブリンケン長官は演説でパンデミック(世界的大流行)の再発防止のほか、気候変動対策や民主主義促進を含む8つの優先事項を掲げたが、具体的な国名を挙げたのは中国のみ。中国は規則や価値観を巡る世界的なシステムを形成する米国の能力に挑戦できる唯一の国との認識を示し、「米国の中国との関係は、必要なときは競争的、可能なときは協力的、必須なときは敵対的」になると述べた。
その上で、中国に対応するには「新疆ウイグル自治区における人権侵害や、香港における民主主義の抑圧に対し立ち上がらなくてはならない」と指摘。ポンペオ前国務長官が示した新疆ウイグル自治区での問題への対応姿勢に賛同すると述べた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e23c80bb1a7090cab215f97aca3243da688a6046
ネットの意見
自らを敵視しない中国を相手にアメリカは結束を呼び掛けても、本当に応じる国は僅か。アメリカの拳骨はいつも空振り。
逆にアメリカが中国を抱擁した時代は、中国共産党が常に中国内部の親米情緒に悩まされてきた。いわゆる「公知」と呼ばれる親米知識人の巨大な発言力、キリスト教信者の爆増、西側資本になびく地方幹部等々。中国ドラマの中でも、欧米人や欧米で教育を受けた中国人がいつも知的で優雅で、国内の中国人を感化させる役割で描かれていた。
しかし、トランプの反中爆風ですべて吹き飛ばされた。
いくら、世界の大半が中ロを非難しても、常任理事会で拒否権発動ばっかり。
まあ、国際司法裁判所が南シナ海の中国の利権について明確に否定しても、聞く耳持たないから、国連から非難されてもおなじかなぁ。
もう一つは、先進技術・技術者の流出を防ぐ事と中共の貿易制限を撤廃させること。
経済発展が行き詰まると、軍拡もできないだろうし・・・。
【電気自動車のバッテリーは国内産しか使用禁止】みたいな国とは、まともな貿易なんて不可能でしょう。
国際機関の重要ポストから、中共および息のかかった候補者を排除しないと、世界のルールを中共の都合がいい基準にされてしまします。
そうさせてしまったのは、天安門事件後の日本政府の対応ですから、日本の責任は大きいと思います。
韓国の竹島問題、慰安婦問題、徴用工問題も、日本の弱腰外交が、まねいたことだと思います。
日本は、はっきりと言うべきことは言って、毅然とした外交をしてほしいと思います。
領海侵犯は明らかな国際法違反。
これを放置するってことは、国際法による秩序は体裁だけで、実際は何の意味もない、守る必要も無いってことになる。
『必須なものは敵対』じゃないのか?
当たり前の事を言ってるだけだよね。
どんな判断でもできるじゃないか。
日本はそこを交渉材料に使うべき