ペンス氏、憲法修正25条発動拒否ーペロシ氏に「トランプ大統領を解任することは米国の最善の利益でない」
ペンス米副大統領は12日、大統領の罷免手続きを定める米国憲法修正25条を発動し、トランプ大統領を解任することは米国の「最善の利益」にかなわず、「憲法と整合的」でもないと民主党のペロシ下院議長に書簡で伝えた。
下院は12日夜、憲法修正25条の発動をペンス副大統領に求める決議案を採決する。ペンス氏は下院議長に宛てた書簡で、決議案の要求に応じない姿勢を明確にしたが、下院で多数を占める民主党は、それでも拘束力のない決議案の採決を行う構えだ。
さらに暴徒化した支持者による連邦議会議事堂への乱入を扇動したとして、民主党が下院に提出したトランプ氏に対する弾劾訴追決議案が、13日にも採決される見通しだ。
ペンス氏は書簡で、大統領支持者による議会乱入事件を受け、今は米国にとって癒やしの時だと主張。「さらなる分断と一時の激情をあおるような行動」を慎むようペロシ氏と議員らに強く求めた。
ペンス氏は、大統領の「職務遂行能力の喪失」か「障害」に対応することが憲法修正25条の目的だと指摘し、下院が「政治的駆け引き」を行っていると批判した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f86b9551a1202619e42077c5073d0b5e11ede97
ネットの意見
色んな意味で全米が泣くだろうな。
本来、大統領が暗殺者に狙撃されて、生命はとりとめたものの障がいが残った、というような場合を想定した条項だからな‥‥。
これはペンス氏に理があるかも。
メディアは、事実だけをアナウンスしてくれるだけでいいのに
SNS、少なくともTwitterだけでもここで潰さなければ、この先米国の『自由』はメディアが司ることになるだろう
ロシアよりも先に米国がディストピアになる未来が来ようとは
いったい誰がアメリカのマスコミを牛耳っているんだろう。
自分としてはいくら正しい主張があるとしてもどちらも、理性を失い治安を損なった行為そのものには等しく批難されるべきだと思います。
トランプ氏憎しで行う行為は許され、その逆は認めないのはフェアとは言えない。
少なくとも、トランプ氏は多くの支持者によって大統領に選出され、今回の選挙でも支持者がいることはうかがい知ることができます。
日本のテレビを見てもおかしいと感じる報道が多い、大きな陰謀めいたものを感じざるを得ないですね。
目先の欲や憎しみではなく、もっと大局を見て冷静に対処しなければ守ろうとしたものすら失うのではないでしょうか。
ペロシ議長の発言は、これはこれで騒動を起こした現政権に反対する「野党」側としては最大限の武器を使ってきたわけで、妥当な判断だと思う。
最終的な落としどころとして、修正25条による罷免ではなく、議会を通した弾劾決議へ持ち込むことになるんだろうと思う。それが通るかどうかは、状況次第。