ウクライナ「2030復興万博」に向けて。戦禍で誘致申請、企業が無償協力
2030年に「復興万博」を実現したい。ロシアによる攻撃が続くウクライナが、南部オデッサでの万博開催実現に向けて博覧会国際事務局(BIE)に立候補申請文書を提出しました。
戦争勃発で一度は断念しかけたが、国内外の企業が無償協力を申し出て提出にこぎつけました。
「計画策定に携わった海外の著名な設計事務所も無償協力を申し出てくれた。断念はできなかった」
黒海に面する港湾都市、オデッサ中心部のオフィスで、グリゴリシン氏は9月にBIEへ申請するまでのいきさつを詳細に語った。
計画を中心となって進めるオデッサ州のグリゴリシン副知事(31)は「来年11月に誘致を勝ち取り、ぜひ25年万博の開催地、大阪を訪問したい」と意気込んでいます。
戦火の中でこういった平和の祭典にもしっかり臨むウクライナですが、本当にはやく終戦を迎えて安心した生活を送って欲しいです。