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コロナ禍の影響で大手ワタミが全491店の2割弱の60~80店規模の閉店、大手コロワイドも全直営店の1割強にあたる196店舗を閉鎖へ




新型コロナウイルスの影響で窮地に陥っている居酒屋業界。居酒屋チェーン大手のワタミが、全店舗の2割弱にあたる60~80店舗を閉鎖する方針を固めたことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。コロナを契機に不採算店の整理に着手し、収益性を改善させ生き残りを目指す。コロナショックで居酒屋の閉店ラッシュは今後も続きそうだ。(ダイヤモンド編集部 山本興陽)

 居酒屋チェーン大手のワタミが、国内で展開する全491店の2割弱にあたる60~80店舗を閉鎖する方針を固めたことがダイヤモンド編集部の取材で分かった。

 ワタミの4月の既存店売上高は前年同月比7.5%と、売り上げの9割以上が“蒸発”した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、外食業界の中でも居酒屋業態は苦戦が続いている。不採算店の整理を進めることで収益性を改善させ、生き残りを図る。

 ワタミは4月13日から、国内で直営する全国約400店で臨時休業していた。緊急事態宣言の解除に伴い徐々に営業を再開させ、6月1日からは全体の約8割の店舗で営業再開する計画だ。そして、営業再開しない店舗は閉店作業を前提に進めていくといい、「ミライザカ」や「和民」といった総合居酒屋業態の店舗が中心になる見通しだという。

 ワタミは1984年に渡邉美樹氏が創業。2013年3月期には売上高が1578億円、営業利益が93億円に達した。だが、13年に渡邉氏が参議院選挙に出馬するために会長を辞任して以降、業績は低迷。15年3月期は最終赤字127億円へと転落した。

 そして19年10月、渡邉氏が会長兼CEO(最高経営責任者)として復帰。それ以降は「脱・総合居酒屋」を打ち出し、最近では持ち帰りが中心の唐揚げ専門店「から揚げの天才」の出店を強化している。

 加えて外食以外の事業拡大にも取り組んでおり、5月20日にはIT bookホールディングス傘下の人材派遣会社i-NEXTを買収して「ワタミエージェント」を設立。休業などで働けない外食店舗の従業員に派遣先を提供する、人材派遣事業に参入した。

 19年3月期の売上高は947億円、営業利益は11億円だったが、28年3月期には売上高2000億円、営業利益100億円という目標を掲げる。達成には外食事業の立て直しが急務で、コロナを機に不採算店の大量閉店に着手する。

 日本フードサービス協会の「外食産業市場動向調査」によれば、4月の外食全体の売上高は前年同月比60.4%と約4割減少し、調査開始以降、過去最高の下げ幅となった。とりわけ午後7時以降の酒類の提供の自粛を要請された居酒屋業態は同9.7%と厳しい状態だ。

 5月25日に全国で緊急事態宣言が解除されたものの、企業の宴会自粛は続くことが予想され、「居酒屋の客足の戻りは遅い」と業界関係者はみる。また“三密”を避けるべく、店舗では席を間引くなどの対応を迫られており、通常営業に戻ったとしても客席稼働率が下がることは避けられず、多くの店舗は赤字の垂れ流しに陥ることが想定されている。

 居酒屋大手では、「北海道」や「甘太郎」などを展開するコロワイドも、全直営店の1割強にあたる196店舗を閉鎖することを5月22日に発表した。居酒屋の閉店はこれからも続々と出てきそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0cc5d9a1b0b6f01cb2f8f02c58694fdf45fdcfc2







GNJ
GNJ
ワタミ・コロワイドとどちらも誰もが聞いたことのある、居酒屋チェーン大手である。その大手ですらコロナ禍の影響により、店舗閉店へ追い込まれている。新型コロナウイルスの猛威をこれ以上すべての分野に与えないためにも、国民一人一人しっかり感染防止に務めたい。

ネットの意見

新型コロナの影響で外食は総じて厳しいですが、在宅勤務の広がりなどで夜の外食店の利用は以前と比べて減るとみられ、特に居酒屋は今後より厳しくなると考えられます。
この先、コロナが完全に終息したと発表されたとしても、私の行動は以前の様には戻らないかも…。居酒屋も行くだろうけど個室を選んだり回数もぐっと減らすだろうし、例えば家飲みの様に代案で済ませれる方法があるならそっち選ぶ傾向になりそうです。
飲食店、特に居酒屋とかは席数減らして営業になれば、収益も下がるし、高い賃料の都心部ではやって行けないだろうな。大手から始まって、個人経営の所もどんどん撤退始まるだろうね。
決断は早い方が損失は少なくて済みます。
しかし、この数はすごいですね。
あとは雇用問題です。
近所の個人経営の定食屋は、休業するどころか、相変わらず多くの客が引っ切りなしに訪れて賑わっています。
立地的には目立たない場所だけど、味良し、コストパフォーマンス良し。
コロナ禍でも生き残る所は生き残るのでは?と思わされました。
それに比例して解雇があるんだよな。
だからとまだ危険を犯してまで外食をする気にはなれないし。
出先のホテルでも惣菜の部屋食いになってしまう、難しいな。
この先の1、2年は歓送迎会等の会社のオフィシャルな飲み会が減ってしまうのかなぁ?まあ減って良いと思う人もいるだろうが。
大きな企業ほど世間体を気にしてしづらいかな。どこどこの企業の歓迎会でクラスター発生!となると、自粛警察の発動で影響ありそう。
昨日、犬の散歩で夕方7時頃、駅周辺を歩いていたら、今まで見たことのない人数が、赤提灯に入っていました。
いつもは数人程度しか入らない店も超満員でした。
別に、自粛期間も閉めていた店でもないし、数人の客は常時居た店なんですけど、「自粛明け」という魔法にかかった人が、普段行かないような店にまでドッと押し寄せたのかな。
しばらくは居酒屋に人は戻らない。一年位は。
厳しいようだが、店舗数はは早めに減らして、客足に合わせて再度店舗を増やしていく方が賢明かと思います。
小さなお店からスタートし、いずれはチェーン店を展開し大きくすることが事業者の夢でもあったけど、こんな落とし穴がある事を学ぶと、これからは考え方も大きく変わるかも。
いかに効率よくとなっていくと正社員も減らされるだろうし、六本木ヒルズに事務所があるなんてステータスも無くなるね。大家(地主)がこれから先は受難する番かな。
いったんリリースしたバイトたち、戻ってくるでしょうか?こないでしょう。もっと安全で、割のいい、将来性のある仕事をえらぶことでしょう。
店によっては、客にフェイスカバーを付けさせたり、アクリル板等で盾代わりにしている所もあるが、客としてはそこまでして飲食に行きたいとは思わない。
ワクチンが出来ない限り、コロナが完全に絶滅するとは思えないので、感染したくなければ、少なくとも3蜜だけは守った方が賢明だと思う。




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