立民、まさかの静岡選挙区で候補者擁立できず。。。連合は1人区での競合を容認しました。。。
参議院議員通常選挙で1つの注目選挙区だったのが静岡選挙区です。最終的には叶いませんでしたが、国民民主党と日本維新の会が選挙協力で協議していました。
その協議を知り、烈火のごとく反発をしたのが立憲民主党です。国民民主党と日本維新の会の選挙協力は京都選挙区のみとなり、静岡選挙区では立憲民主党は安泰かと思えました。しかし、なんと立憲民主党は静岡選挙区での独自候補の擁立を断念したというのです。
国民民主党と日本維新の会を批判しておきながら、候補者すら擁立できずとは余りにもお粗末です。
そのような立憲民主党の統率力のなさに嫌気がさしたのか、連合は1人区での競合を容認する姿勢を打ち出しています。
まさかの独自候補擁立を断念。。。
政権交代を目指すという泉代表の姿勢はどこにいったのでしょうか。政権交代を目指すというのであれば、選挙区に候補者擁立するのは不可欠です。2人区以上の選挙区ならなおのことだと思います。
ですが、立憲民主党は事もあろうに静岡選挙区での独自候補の擁立を断念しました。
独自候補擁立を巡っては、立憲民主党県連が4月、党本部に「擁立すべき」との意見を伝え、その後の判断を委ねていました。党本部は候補者の擁立を模索してきましたが、関係者によりますと擁立慎重論が大勢を占め、さらに予想される公示日まで1カ月余りと時間が迫る中、有力な候補がいないと判断し、見送る方針を固めたということです。
無所属で出馬を予定する山崎真之輔氏を推薦する連合静岡との関係も考慮したとみられます。党本部の判断を受け県連は、静岡選挙区での投票を「自主投票」とする見通しです。
引用元 立憲民主党が参院選静岡選挙区への独自候補の擁立断念 連合静岡との関係など考慮か
連合静岡との関係を考慮したと伝えられていますが、2019年の参議院議員通常選挙では国民民主党の役員が出馬予定だったにも関わらず、立憲民主党は刺客を送り込んでいたという事実があります。
2019年のことを考慮すれば、連合静岡との関係を踏まえた上での決断ではなく、ただ人材が集まらなかったと考える方が自然ではないでしょうか。
野党第一党としてはあまりにお粗末な結果になってしまいました。こうした立憲民主党の姿勢をみた支持団体の連合は、1人区での競合を容認する方針を決定しました。
連合も愛想が尽きた??選挙方針を決定。。。
参議院議員通常選挙が迫る中、立憲民主党の支持団体である連合が選挙方針を決定しました。その決定された方針は、立憲民主党の統率力、調整力のなさを踏まえたものになっています。
連合は19日、夏の参院選に向けた対応方針を決定した。全国32の1人区で立憲民主党と国民民主党の候補者が競合する場合、地方組織が両党の候補者を支持・支援することを容認した。現状では山口、香川、宮崎の3県で競合が起きている。連合は両党に調整を求めてきたが一本化は実現せず、現状を追認することにした。
対応方針では「比例票の底上げを念頭に、1人区で両党の候補者を支持・支援するとの地方連合会の判断を理解する」と明記した。芳野友子会長は記者会見で「地域によってさまざま事情がある。地域の考え方を尊重する」と述べた。
引用元 連合、参院1人区の立・国競合を容認
立憲民主党と国民民主党の一本化を期待していた連合ですが、1人区での競合を許容する選挙方針を決定しました。
有権者にとって多様な選択肢が示されることは良い事ですが、2019年のような野合に失敗した立憲民主党は今回の参議院議員通常選挙で議席を守れるのでしょうか。
党の存亡をかけた選挙であるにもかかわらず、聞こえてくるのは立憲民主党にとって逆風になるようなことばかりです。
泉代表はどん底とも言える状況から党を立て直すことが出来るのか、それとも消滅の道を歩むことになるのでしょうか。