食糧危機は中国から始まる――14億人の民を誰が養えるのか




8000万人が犠牲になった惨劇

公式統計によれば現在の共産主義中国の人口は14億人だが、一人っ子政策の影響などで(たくさんいる子供のうち一人しか戸籍に登録しない)無戸籍者が多数いるとされるので、実際の人口はもっと多いとする見方が一般的だ。

それに対して、1960年頃の中国の人口は6億~7億人であったと推計されるから、現在の半分以下だ。つまり、大躍進・文化大革命の犠牲者8000万人(西側推計)は、現在でいえば2億人に迫る規模ということである。日本の全国民を2回「抹消」するほどのスケールだから想像を絶する。

2つの惨劇のうち、後者は「毛沢東崇拝」という政治的色彩が強かったが、前者は日本でいえば「富国強兵」、あるいは「鉄は国家なり」という言葉に代表される「経済強化」を目的としていた。

もっとも、大躍進も欧米先進国やソ連などと経済的に対等の立場になりたいという毛沢東の「個人的野心」が原動力であり、その「個人的野心」を満たすために政策が遂行されたため、惨劇を招いたのだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c53f880d692960fb76aac4f17441159af7615ccc


GNJ
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ネットの声

中国の人口で食料輸入に力をいれれば、数量と価格にも大きな影響があり、日本でも輸入出来にくくなる食材が増えるような気がします。
世界最大の問題は温暖化でも軍事化でもなく、人口過剰が第一なのだ。地球は200億人養えるという試算があるらしいが、それは問題なく平等に食料が配布されるという条件であろう。しかし国ごとの貧富の差は大きく、食糧生産能力に差があり移送が大変だ。
中国が世界の食糧貿易に多大な影響力を及ぼすことは事実。
しかしこの記事は切り取りとつぎはぎが酷すぎて、読者に事実誤認をもたらしかねない。
まぁこのタイトルの「14億人の民を誰が養えるのか」はあまり心配いらないようだわ。

聞くところによると
この前も果実類より穀物や米の増産しろと政府から出てたようだ。
目的は中国側の輸入対抗力を維持するためみたいだが。。

日本は、食料自給率が危機的な数字にあるというけれど農業振興は相変わらず個人まかせのままなんだよね。資本化による企業という集約化をすればかつてのように自給率はかなりあがると思うんだけど。
中国ほすでに人工肉産業が伸びてきてるし、農作物を工場で作ることも
国策でやれば進むでしょう。
いったい中国の心配をしてどうするのか。




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