アカデミー賞、新型コロナで2か月延期 4月25日開催




【AFP=時事】米映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は15日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受けた措置として、来年に予定されている第93回アカデミー賞(Academy Awards)授賞式を2か月延期し、4月25日に開催すると発表した。

新型ウイルスの流行により各地で映画館が休業し、大作や独立系作品の多くが映画館の再開まで公開延期を余儀なくされている。こうした事態を受け、アカデミー賞の選考対象作品を決める期間も2020年12月31日までから2021年2月28日までに延長された。

米映画芸術科学アカデミーは「対象期間の延長と授賞式の延期により、誰の力も及ばないことで映画製作者が罰せられることなく映画を完成させ公開するのに必要な柔軟性を提供できることを願う」と述べた。

授賞式は当初、2021年2月28日に開催される予定だった。開催形式については、通常通り俳優らが一堂に会するものになるのか、インターネットを通じた「バーチャル」開催となるのかは決定していない。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/fae4eda9091a5499593e8839209b0730a6871517







ネットの意見

このアカデミー賞授賞式の延期によって、前哨戦にあたる賞も日程が変わってくるでしょう。例年、1月の初旬に行われるゴールデングローブ賞授賞式も、2021年は正式に日程を発表していないので、2ヶ月くらい後になる可能性があります。
また毎年、賞レースを狙う作品は年末のクリスマスシーズンに公開を設定されますが、今回は授賞式に近い年明けの公開にあえてずらしてくる映画会社も多いとみられます。
そしてここ数年、アカデミー賞の結果にも大きな影響を与えていたヴェネチア、トロントの映画祭に加え、今年度は年明けのサンダンス、2月のベルリンの映画祭に出た作品(各映画祭とも現在、コロナで作品不足が懸念されていますが)もアカデミー賞を左右するかもしれません。そう考えると、むしろ候補作は多様になる可能性も少なくありません。
いずれにしても次の冬に、新型コロナの巨大な「第2波」が来ないことを願います。
世界レベルのイベントは今後も中止や延期がしばらく続くだろう。
映画も既に撮了のものも多数あるだろうが、公開出来ないし新しい撮影も出来ていないし感染者数が多い地域は正直映画どころじゃないというのが本音かも。
早く日常に近づき映画もコロナ気にせず鑑賞できる日が戻ってきて欲しいと思う。
誰にも未来がどうなるのかはわからない。知っていたつもりだったけれど、これほど実感したことはなかった。
最近よく思う。100年後には今回のコロナ禍も歴史のひとつの出来事として扱われるのだろう、と。そして、未来の人たちはその当時の人たちをコロナに怯えて息を潜めるようにして生きていたと認識する。でも「この世界の片隅で」で戦時下でも市井の人々が様々な日常を生きていたように、今の私たちも笑い悲しみ時には怒りながら彩りのある日常を過ごしている。人間の営みはどんな状況下でもそんなに変わるものではないし、私たちは案外適応力があるんだなぁ、と。
映画の制作、公開が遅れる中来年の2月とはいえ、アカデミー賞授賞式が開催する事は滑稽であるから、早い段階の延期の決定は良い事だと思います。
只、その時期にワクチン接種の普及状況、コロナの流行が落ちついているのかは不透明、早めの延期が開催するという意志を表明していると思います。
その点、日本でもっとも権威と歴史のある
キネ旬ベストテンなどは、授賞式はあるものの
メインは批評家や識者たちによるベストテン選出と
その結果の誌上発表だから、「中止」になることは
ないだろうな、式の開催はともかく。
(もっとも映画館で鑑賞できなくなる映画が激増すれば
ベストテンのあり方も変わってゆくのかもしれない。
そもそも映画産業界の構造変革が急がれている状況かもなんだが)
古今東西、芸術関係の賞は出来レースだからどーでもいいが。
年々、どの賞も権威・集客が落ちていってるように思う。
アカデミーも外国作品を選んだりいろいろ試行錯誤してるようだけど、
とどのつまりは観客の主観でしかない。
一度でも「はぁ?」となったら権威は地に堕ちる。
だいたい、ネットで評価をやり取りできる時代になってもなお、
映画賞なんぞを有難がってるのは面白いかどうかを他人に決めてもらわなければならない幼稚な大人だけだ。
もう恥ずかしいから大騒ぎはやめよう。
勝手にやらせておけばいいよ。ただのお祭り。
日本で影響があるとすれば、例年アカデミー賞候補作は1~3月に公開されることが多く(アカデミー賞を絡めた宣伝をするため)、それが来年は3~5月頃の公開になる可能性が高いということ。
その時期はというと劇場版んの「ドラえもん」「名探偵コナン」「クレヨンしんちゃん」の上映が真っ只中なため、上映館数に影響が出るかもしれない。
アマゾンやNetflixで制作されるドラマシリーズや映画の質もあがってきている。アカデミー賞は50年前と比べて、受賞の意義も無くなってきたと思う。

世界中の映画ファンが、映画批評をするサイトで「パラサイト」がなぜ受賞したか分からないというコメントが多数ある。1度見たが内容が心に残らないと思う人もいれば、アメリカや英国の本当の貧困層からしてみると、映画の中にいる弱者自体が苦しい生活をしているように見えないというコメントも。
そして、「パラサイト」を称賛する批評を書いた人たちが、違うアカウントで類似するアゲ批評を幾つも書いていると、疑念を持つ人も多い。
受賞→見るという図式は過去のものではないかと思う。実際、受賞していない映画にも秀作、長年の好評可を維持している作品も少なくない。

最近は各サブスクのネット配信独占映画のほうが出来いいしさ、アカデミー賞の審査基準の中にポリコレとか、人種とかが及んでて。
映画としての娯楽をそこねる見方を持ち込むし。
もうあまり存在意義自体というか、もうアカデミー賞受賞映画=面白い映画って作品でもないからあまり意識しなくなったな。




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